公開日 2023年8月12日 最終更新日 2023年8月12日
崎山蒼志「燈」の歌詞の意味については、TVアニメのエンディングテーマとしても注目されています。
熱く込められた思いに対しても知っておきたいですね。では今回は崎山蒼志「燈」の歌詞の意味、そしてTVアニメとの関連性について、詳しく見ていきましょう。
TVアニメのEDとして
2023年7月6日からスタートした、TVアニメ『呪術廻戦』第2期「懐玉・玉折」。このエンディングテーマを担当したのが崎山蒼志。
です「燈」(読み方:あかり)と名付けた曲は、作中における最重要登場人物の一人、夏油傑(げとう・すぐる)への思いを形にしたもの。
「燈」は7月7日に先行配信されて、7月19日にリリースされました。フィジカル盤に収録される3曲と合わせて、どんな作品になったのかとても興味深いですね。
制作への思いについて
かなり作品を読み込みキャラクターの表情を細かく見たうえで、サビのメロディになるものが降りてくるのを待ったと崎山蒼志は話しています。そして自分の中でイメージを広げていったのでしょう。
作品から受け取ったことを軸として、私生活と照らし合わせながら書き進めた曲になっているのです。そして願望も込めて、自分に向かって歌っているような感じがしているとのこと。
「燈」の歌詞の意味について
自分の善意、これが薄れていく前に大切な人に全てを告げるべきだったと感じるのです。大切な人が自分の中に降りてそして解けた生活。この中で混濁した気持ちが掠れる燈に。
仕方がないと思い受け入れるとしたら、これまでだとわかっている。でも割に合わないように感じるのは、意義がないなんてことに対して。
何処にでもあるようなもの、でも実はここにしかないことに気づいたのです。くだらない話だとしても構わない。赤らめた顔をどうかまた見せてほしい。
理由があって月は暗いと感じるのです。今日は櫂を持ち進もう。探し物がない、でも揺れる愛を隠しながら持っているから。
今日は何処にも行けない思いがある、だから眠ろう。そして新しい朝を迎えたい。孤独に対して泣きながら、線引きがなく面倒だと感じるのです。
記憶について儚いと思うのは、昨日に用がないから。理由があって月は暗い、そして光は歪んでいるのです。明日は何処に行こうかと考えているのでしょう。
傷ついている心が分かっている、それなのになぜ傷つけてしまい同じ跡を残すのだろう。これをエゴと呼んで一括りにしてきたのです。
自分と大切な人の本当は、透明に燃えているように感じるのでしょう。変わりたくても変わらない気持ちがあるのです。
形だけが崩れていくとしても、希望の手を離したくない君の幽霊と共に。孤独から日々を数えたとしたら、ひとつの涙に溺れてしまった。
くだらない、こう思うのならいっそ壊してしまおう。歌の中で自由に生きていく方法を選ぼうとしているのです。
何処にでもあるようもの、でもここにしかないことに気づくことができたのでしょう。くだらない静けさの夜が訪れる。でも記憶に住む自分だけが目覚めるのです。
ここにいる、そうここにしかいない大切な存在に触れたい。くだらない話だとしてもいいから、どうか赤らめた顔をまた見せてほしいから。
泣きながら感じる孤独、これは面倒で線引きがないもの。記憶についてはとても儚いもの。昨日になんて用はないのです。
理由があって月は暗い、そして光が歪んでいるのでしょう。そして明日は何処に進もうかと考えているのです。
歩みを止めない思いとは
様々な思いが表現されている曲になっています。アニメの世界ともリンクする点が多いと感じる人は多いでしょう。
歩むのが辛いそれでもどんな時でも歩みを止めないでいる、進みたい思いがあるから。そう思えるのは、大切な存在がいると感じるからです。
何処にでもあるようなこと、でもここにしかないと気づくことができたのなら、大切な人を守る強さを得られる自分になるために進める可能性があるのでしょう。
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