公開日 2023年4月2日 最終更新日 2023年4月2日
「おとなりに銀河」のアニメがこの春放送開始となる予定ですが、どのような作品なのかまだ知らない人もいますよね。こちらは、講談社・good!アフタヌーンにて連載されているコミックが原作。
作者は「甘々と稲妻」「ゆらゆらQ」などでおなじみの雨隠ギド先生です。そこで今回は、注目作品「おとなりに銀河」のアニメの内容や魅力などについて詳しくご紹介していきましょう。
「おとなりに銀河」のストーリーについて
主人公・久我一郎(くがいちろう)は、23歳の男性です。高校を卒業したのちに漫画家としてデビューするのですが、父親を亡くしてしまい、残されたのは自分と幼い弟妹だけでした。
妹・まち、そして弟・ふみおを一人で養っていくために、日々仕事に力を注いでいく一郎。しかし決して順風満帆ではなく、原稿の締め切りが迫っていても思うように作業が進まないなど、困ったり立ち止まったりする場面もあったのです。
そんな彼の前に現れたのは、漫画家アシスタントとして一郎をサポートしてくれるという五色しおり(ごしきしおり)。彼女はかなりの敏腕で、そのうえとても容姿が整っていました。
救世主のような女神のようなしおりと一郎は、これからよい関係を築いていけそうに思えていたのです。しかしとあるアクシデントがきっかけで、二人の距離感は一変してしまいます。
一見すると、人間の女性として何ら違和感のない見た目をしているしおり。しかし自称するところによると「流れ星の民の姫」とのことです。彼女が暮らしてきた世界には独特のルールがあり、不慮の事故により一郎と「一蓮托生の契り=婚約」を交わすことになります。結んだ契約の一環として、二人はいつもそばにいるようになり…。
「おとなりに銀河」の登場人物
主人公の久我一郎は、「ここねモモティ」のペンネームで活動している少女漫画家の男性です。作品の売れ行きは芳しくないものの、真面目に働きながら幼い弟妹を養っています。
人を頼ることが苦手で、いつも一人で仕事を抱え込み無理をしてしまう性格。そのうえ家族を支えることを最優先にしてきたので、恋愛にも縁遠いようです。
そんな彼のアシスタントとしてやってきた五色しおりは、一郎より年下の女性です。熱心に勉強した経験もあり、アナログの漫画家アシスタントとしての腕は確か。
しかも気品があり美しいしおりは、なんと宇宙から流れ着いた流れ星の民の姫なのです。故郷のしきたりとして、体から生えている棘のようなものでつながれた人と婚姻関係が結ばれることになっている彼女。
本来は親の決めた相手と結婚するはずだったのですが、自由な恋愛に憧れて生まれ育った島を出たのです。都会の街で出会った一郎とは、よきビジネスパートナーとして関係を築いていくかと思われましたが、一郎の優しさが災いして思わぬ展開を引き起こしてしまいました。
二人の心の距離は今後どうなっていくのか、一郎のいとこで女子高生の指宿ちひろ(いぶすきちひろ)、一郎の担当編集者の護国正弘(もりくにまさひろ)とその妻・桃香(ももか)らも交えてドキドキのSFラブコメディがスタートです。
婚姻契約から始まった関係
「おとなりに銀河」のアニメは、2023年4月8日(土)より放送開始となる予定です。どこか神秘的な美しさを持つヒロイン・しおりは、「流れ星の民の姫」という前代未聞の存在でした。
仕事ができて頼もしい彼女と、少しずつ距離が縮まり特別な関係になる可能性もあった主人公・一郎。しかし思いがけず婚姻契約にまで発展してしまい、物理的に離れたり相手をないがしろにしたりすることで、大きな負担がかかるように…。
二人の関係は独特なものなのですが、もともと恋愛初心者の彼らは焦らずお互いのことを理解し合っていくのがベストですね。ピュアな恋愛だけではなく、SFや仕事、家族の絆なども描いたハートフルコメディ「おとなりに銀河」に興味があればぜひ取り入れてみてください。