女ガールズという芸人が注目を集めています。「女芸人No.1決定戦 THE W 2021」の決勝の舞台に立つことになった女ガールズが、芸歴0年などという報道にびっくりした人もいるでしょう。今回は、お笑い芸人「女ガールズ」について紹介しましょう。
THE W 2021の決勝進出は?
「女芸人No.1決定戦 THE W 2021」の決勝進出者の発表が、11月27日にありました。THE Wは今年で5回目の開催になります。これまでの優勝者は、ゆりやんレトリィバァ(2017年)・阿佐ヶ谷姉妹(2018年)・3時のヒロイン(2019年)・吉住(2020年)です。
2年連続決勝進出を果たしたのは、「Aマッソ」・「オダウエダ」・「スパイク」・「TEAM BANANA」・「紅しょうが」の5組(前回スパイクは病気で欠場)。
初の決勝進出の夢を掴んだのは、「女ガールズ」・「茶々」・「天才ピアニスト」・「ヒコロヒー」・「ヨネダ2000」の5組です。
700組のエントリーから勝ち抜いた10組で争う決勝は12月13日の開催で、日本テレビ系列で午後8時から生放送されます。
アマチュアで決勝進出の快挙
決勝進出を最も予想ができなかったのは、「女ガールズ」でしょう。名前も初めて聞き、ネタも姿も全く見たことがないという人は多いはず。知らなくても当たり前で、まだプロとして活動していないアマチュア芸人なのです。
THE Wの参加規程は女性であることのみで、芸歴やプロアマ不問、即席ユニットも出場できます。アマチュア芸人が決勝に残ることは、それだけでも快挙といえるでしょう。
過去の大会でアマチュア芸人が決勝に進出しているか調べてみると、第1回大会にいました。ピン芸人として決勝の舞台に立った「押しだしましょう子」が、鳥取市役所勤務の広報キャスターで、当時アマチュア(2019年からマセキ芸能社所属)でした。
女ガールズとは
女ガールズは、まちこガールズ・なつきガールズ・あいかガールズによるトリオです。アマチュアとして活動しているので、プロとしては芸歴0年になります。
女ガールズを結成したのは2019年7月で、アマチュアとしての芸歴は約2年半。2019年から毎年、M-1グランプリにエントリーしていて、漫才スタイルがメインのようです。
2019年は3回戦まで、2020年は2回戦まで、2021年は2回戦までという結果ですが、2020年には「アンタどういうつもり?」というネタを披露して、「ナイスアマチュア賞」を受賞しています。
3人のプロフィールについて
3人が出会ったのは大阪を拠点に活動するコメディ劇団「喜劇結社バキュン!ズ」でした。まちこガールズからの呼びかけで3人ユニットを結成して、漫才を始めました。
まちこガールズ(立ち位置は向かって右)
本名は吉田真知子、1989年11月19日生まれの32歳(2021年現在)、京都府出身です。宇治市役所勤務の公務員をしています。漢字検定準1級を取得していて、クイズ番組「アタック25」で優勝して旅行を見事獲得した実績からも、とても賢いことがうかがえます。
なつきガールズ(立ち位置は中央)
本名は楠本菜月、1989年5月29日生まれの32歳(2021年現在)、徳島県出身です。NSC大阪35期生(2012年)で吉本興業所属です。眼鏡をかけて個性的なキャラを発揮して、トリオのネタの核のような存在です。YouTubeチャンネル「なっさんTV」を開設しています。
楠本菜月公式サイト:https://profile.yoshimoto.co.jp/talent/detail?id=8305
あいかガールズ(立ち位置は向かって左)
本名は春山愛奏、1998年7月4日生まれの23歳(2021年現在)、福岡県出身の大阪育ちです。アルバイトをしながら役者をしています。13歳から舞台経験があります。キュートなルックスで華があり、女優としてもこれから活躍が期待されます。
春山愛奏公式サイト:https://purtokyopur.com/corner437166/pg2505854.html
ダークホース的存在
女性トリオといえば、3時のヒロインやぼる塾(1人育休中で3人で活動)など続けてブレイクしています。今大会唯一のトリオ「女ガールズ」も大きな爪痕を残しそうな予感がします。12月13日の活躍を期待しましょう。
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