日本は今、ラグビーブームと言ってもよいでしょう。W杯日本開催で、「ONE TEAM」のスローガンのもと日本代表のベスト8の大活躍。これまでのスポーツイベントでは見たことがないような熱狂ぶりが、全国各地で巻き起こりました。
流行語大賞にも選出された「ONE TEAM」は、様々な場面において「ワンチームで頑張ろう」といった言葉で鼓舞し、多くの人を元気づけてくれています。
聖地「花園」で高校ラグビーの観戦を楽しもう
W杯でラグビーのルールも大分理解でき、面白さがよく分かったので、ラグビーを観戦したいという人も多いと思います。
第99回全国高校ラグビー大会が、12月27日から開幕します。予選を勝ち抜いた代表51校による熱い戦いが、高校ラグビーの聖地「東大阪市花園ラグビー場」で、1月7日の決勝戦まで繰り広げられます。
将来の日本代表候補に成り得る若い力がぶつかり合い、ボールをトライする姿を観戦し感動しましょう。
全国高校ラグビーの優勝校予想
高校ラグビー日本一を勝ち取るのはどの高校になるのでしょうか。前回大会の優勝は大阪桐蔭です。なんと過去20年で大阪府の高校が12回も優勝しているのです。大阪府は開催地枠もあり3校出場できますが、レベルの高さがわかります。
過去10年では大阪府が5回、福岡県の東福岡が5回です。神奈川県の桐蔭学園も両校優勝を含め、決勝進出が5回あります。大阪、福岡、神奈川の代表校の活躍が光ります。
過去ノーシード校の優勝はなく、今年もシード校から優勝する可能性は高いでしょう。
Aシード3校は、桐蔭学園(神奈川)・京都成章(京都)・御所実(奈良)。
Bシード10校は、大阪桐蔭・常翔学園・東海大大阪仰星(大阪3代表)・東福岡(福岡)・佐賀工(佐賀)・国学院栃木(栃木)・流経大柏(千葉)・東京(東京)・日本航空石川(石川)・中部大春日丘(愛知)。
神奈川の桐蔭学園や、大阪桐蔭・常翔学園・東海大大阪仰星の大阪3代表も強いですが、Aシードに選出され力のある京都成章や御所実の初優勝の可能性もあると思います。ずばり、近畿大会優勝の京都成章に一票です。
高校ラグビー以外のラグビー観戦は?
大学ラグビー
第56回全国大学ラグビー選手権大会が開催中です。準々決勝が12月21日(秩父宮・花園)、準決勝が1月2日(秩父宮)、決勝が1月11日に完成したての新国立競技場で行われます。
前々回大会まで9連覇した強豪の帝京大学は残念ながら敗れてしまいましたが、前回大会優勝の明治大学と、最多優勝を誇る早稲田大学が優勝争いの中心になるでしょう。
トップリーグ
W杯日本代表のメンバーも所属するそれぞれのチームで戦い合うジャパンラグビートップリーグは、1月12日に開幕し、5月9日まで行われます。
16チームによる全120試合(1回総当たり)のエキサイティングな戦いが楽しめます。
ニュージーランド代表キャプテンをはじめ、W杯で活躍した各国の代表選手も日本のトップチームに新たに加入していますので、高いレベルのプレーが随所に見られるでしょう。
ちなみに前回優勝は、神戸製鋼コベルコスティーラーズです。