「学園ベビーシッターズ」の最新刊の内容は?ほっこりするコメディ
- 2021/9/16
- 漫画
- 学園ベビーシッターズ, 最新刊
「学園ベビーシッターズ」の最新刊は今どのあたりなのでしょうか。読んでいてほっこりできる内容と評判のこちらの作品は、タイトルだけならすでに聞いたことがある人も多いように、案外昔からあるコミックなのです。
実は現時点で20巻超え。今回はそんな「学園ベビーシッターズ」の最新刊について、明らかになっている内容をいくつかご紹介していきますね。
このコミックのあらすじについて
2018年にはTVアニメ化までされた「学園ベビーシッターズ」。コミックとして登場したのは2009年のことで、花とゆめコミックスとして当時から人気がありました。
作者は2001年から漫画家活動を始めた時計野はりです。発表済みの作品としてはまだ4つしか記載されていなく、そのうちのひとつが「学園ベビーシッターズ」なのです。
2009年からずっと継続して描き続けているので、相当ボリュームのある作品になっていることは間違いないでしょう。タイトルからも予想しやすいように、子供との絆や支え合う関係性を描いた物語。
主人公・鹿島竜一(かしまりゅういち)は、子供と接することが得意な青年です。現在両親はいないのですが、弟の虎太郎(こたろう)と共に森ノ宮学園の理事長に引き取られることになりました。
ここで二人は面倒を見てもらえるようになりますが、竜一はベビーシッター部の一員となり、学園にある保育ルームのお手伝いをしなければならなくなります。
登場人物について
主人公の鹿島竜一は、悩みや苦しみを一人きりで抱え込みやすいタイプの青年です。弟のためにもしっかり者でいるように努力しているのですが、時に両親のことを想い涙してしまう場面も。
恋愛においては奥手なところがあり、なかなか思い通りにいかないことが多いようです。そんな竜一の弟・鹿島虎太郎(かしまこたろう)は、兄を心から信頼しています。
竜一とよく似ていて、辛い気持ちを溜め込みやすい性格ではあるのですが、森ノ宮理事長との出会いにより強く変わっていくのです。
森ノ宮学園の理事長を務めているのは女性。大切な人と突然の別れをしなければならなかったのは竜一と共通しているようで、苦しい経験を乗り越えて今も努力を続けています。
ストイックすぎる性格で、人に対しても同様に厳しいところがあります。鹿島兄弟の後見人にはなってくれるのですが、竜一には授業時間を除いた全ての時間の間、ベビーシッターとして働くことを命じるのです。
そんな厳しい生活の中、竜一と虎太郎兄弟はどうなっていくのでしょうか。
コメディ的な要素が意外とたくさん!
主人公は壮絶な人生を送ってきた青年のように思われがちで、実際のところもそうなのですが、「学園ベビーシッターズ」はコメディ的な要素もかなり多いのが特徴。
読んでいて気持ちが落ち着くこともあり、子供とのやりとりの大変さやそこで築かれる信頼関係などを目の当たりにして、子供という存在が好きになる人も多いかもしれません。
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