ダイヤモンドが「おもしろ荘2021」で見事優勝を飾りました。これまで何度も挑戦しての悲願の優勝でした。千載一遇のブレイクをするチャンスをものにしてほしいですね。お笑いコンビ「ダイヤモンド」について紹介いたしましょう。
普通の男とゼブラロン毛
ダイヤモンドは、2017年に結成した小野竜輔と野澤輸出のコンビです。「普通の男とゼブラロン毛です」という自己紹介フリップの後に登場すると、ゼブラロン毛のつかみで笑いを取ります。
普通の男と紹介した小野は、シュッとした爽やか系のイケメンです。ゼブラロン毛と紹介した野澤は、白黒のストライプ生地を斜めの柄にして作った上下のスーツと、くせ毛の長髪が印象的。一度見たら忘れないほどのインパクトを、見た目によって与えています。
吉本興業公式サイト:https://profile.yoshimoto.co.jp/talent/detail?id=7257
おもしろ荘のネタは?
「おもしろ荘」は、人気番組「ぐるナイ」の正月特番で、若手芸人や芽が出ず頑張っている芸人にチャンスを与える人気企画です。
これまでにもたくさんの人気芸人を生み出しています。キャラが強めの芸人が登場することが多いのも特徴。ダイヤモンドはゼブラロン毛の見た目のインパクトはありますが、今回のおもしろ荘の出演者の中では、比較的オーソドックスな漫才スタイルです。
安心して楽しめる芸風のキャラと分かりやすいネタでした。「コーヒーのサイズ」と題し、スタバのサイズの呼び方から始まり、タリーズやドトールの呼び方を交えて、体のジェスチャーで表現します。
ベンティやエノルメといった大きいサイズの表現を、初めて知った人もいるかもしれません。コメダ珈琲の「たっぷり」というメニュー表現は親しみがあって、愛嬌のある表現で素敵です。とても面白い着眼点のネタで、どちらもボケているようなイメージが優しい雰囲気でほっこり感があります。
2017年結成も芸歴は10年以上
2017年に結成し、おもしろ荘でテレビ出演がまだ2回目というコンビですが、ネタの前後でのMCやゲストとのトークでも、しっかり笑いがとれる安定感が感じられました。
2人の芸歴は10年以上で、2009年に大阪と東京のNSC(吉本総合芸能学院)でそれぞれ学んだ同期です。別々のコンビで経験を積み、2017年に結成しました。
コンビ結成のきっかけは、上京した小野が財布を落とした時、野澤も数カ月前に財布を落として辛い思いを共感し、野澤が食事をごちそうし仲良くなりました。人の良さがにじみ出ているコンビです。
二人のプロフィール
野澤輸出(本名:野澤弘之)は、1986年12月24日生まれ、栃木県出身です。明治大学のお笑いサークルを経て、2009年にNSC東京校で芸人になりました。
小野竜輔は、1990年8月13日生まれ、山口県出身です。2009年にNSC大阪校で学び、SALTY’sという塩顔4人組のエアバンドでも活動していました。