千原ジュニアが俳句や芸術系で才能が開花して、多彩な活躍を見せています。バラエティ番組「プレバト!!」(TBS系列)では、千原ジュニアを始め多くの芸能人の意外な才能や、コツコツと努力する真面目な本質の魅力も明らかにしてくれています。
今回は、千原ジュニアにスポットライトを当ててみましょう。
俳句の才能が開花
「プレバト!!」の俳句査定に、千原ジュニアは2014年から登場しましたが、最初は才能ナシ査定の最下位でした。約2年後に出演した2回目で才能アリを獲得しますが、高評価と低評価の波がしばらく続きます。
14回目の挑戦となった2017年12月に、750ccバイク(ナナハン)の俳句で73点の高得点。見事特待生に昇格し、約3年半コツコツと努力を積み重ねた結果でした。
特待生昇格から約2年をかけて2019年に悲願の名人に昇格を果たします。吾子を詠んだやさしい句でした。
その後、6連続昇格という番組初の記録を打ち立てるなど成長が著しく、2022年5月に名人10段を獲得、番組5人目の快挙です。初登場から約8年、発想とワードセンスのすばらしさに技術が加わり、真面目に努力して才能が開花しました。
永世名人への道では、3回連続して前進の星を獲得。8月25日放送では夏井先生に「助詞オタク」という表現で高い評価を得ました。永世名人まであと少し(星2つ)ですね。
日常の実体験を上手に切り取った俳句が得意で、吾子や甥っ子を題材にしたやさしい人柄が感じられる句などがとても印象的です。
年4回の俳句タイトル戦では2020年に金秋戦を初制覇しています。9月から始まる2022年の金秋戦では2度目の優勝に気合が入っていることでしょう。4人目の永世名人を目指す同期芸人のフジモン(藤本敏史)との競い合いも楽しみです。
ブレバトで2つの名人の称号
「プレバト!!」では、俳句査定以外でも千原ジュニアの芸術的センスが脚光を浴びています。2022年8月末において、「消しゴムはんこ」では唯一の名人であり、名人6段と断トツの評価を得ています。俳句と芸術系で2つの名人に昇格している稀有な存在です。
他にも特待生として活躍をしていて、「絵手紙」の特待生4級や「丸シールアート」の特待生4級、「いけばな」の特待生2級などで、才能を発揮しています。
「スプレーアート」においても、独創性のあるアイデアの作品を製作して定評があります。
千原ジュニアの経歴について
千原ジュニア(本名:千原浩史)は、1974年3月30日生まれの48歳(2022年8月現在)、京都府福知山市の出身です。
4歳上の兄・千原せいじ(本名:靖史)が、学校に馴染めずにいた弟をお笑いの道に誘い、1989年に高校を中退して15歳で芸人になります。
吉本興業の養成所NSC大阪校8期生の同期には、FUJIWARA(藤本と原西)・バッファロー吾郎・なだぎ武などがいました。
兄弟お笑いコンビ「千原兄弟」として1990年から活動を開始。当初は本名の千原浩史で活動していましたが、「ジュニア」の愛称で仲間から呼ばれていたので、2005年に「千原ジュニア」に改名しました。
大怪我や病気を乗り越えて、第一線で活躍している千原ジュニア。卓越したワードセンスとトーク術で幅広い活躍を見せています。
2022年現在のレギュラーは、バラエティ番組「千原ジュニアの座王」(関西テレビ)や「にけつッ!!」(読売テレビ)、「千原ジュニアのヘベレケ」(東海テレビ)でMCを務め、情報番組「ゴゴスマ -GO GO!Smile!-」でコメンテーター(水曜担当)も務めています。
俳優としても「新・ミナミの帝王」(フジテレビ系)の主人公・萬田銀次郎役を、2010年から継続していてお馴染みになっています。2022年冬のドラマ「ミステリと言う勿れ」で、奇怪な羽喰玄斗役を好演していました。
人望が厚い千原ジュニア
鬼越トマホークがケンカ芸で売れるきっかけを作ったのが、千原ジュニアというのはとても有名ですね。
冠番組「千原ジュニアの座王」で若手や中堅芸人がたくさん出演していますが、後輩芸人が売れるためのチャンスの場を与えているようにも感じます。
多彩な才能に、人望も厚い千原ジュニア。ますます芸能界での存在感を増すことでしょう。
吉本興業公式サイト:https://profile.yoshimoto.co.jp/talent/detail?id=19
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