公開日 2020年6月15日 最終更新日 2020年6月15日
バイきんぐ西村が、キャンプでプチブレイクの兆しを見せています。2012年に第5回キングオブコントで優勝を果たしましたが、相方の小峠の活躍が目立ち、小峠がピンで出演することが多くなっていました。最近注目され始めているバイきんぐ・西村瑞樹について紹介いたしましょう。
バイきんぐとは
バイきんぐは、ツッコミ担当の小峠英二とボケ担当の西村瑞樹による人気お笑いコンビです。ボケの西村が的外れなことを言い、小峠が注意するというパターンのコントを得意とします。「なんて日だ!」というフレーズが、バイきんぐを象徴するギャグです。
二人の出会いは、1995年の夏、西村が高校3年の時、大分県の自動車教習所での合宿教習でした。その半年後に吉本興業の養成所NSC大阪の面接で偶然の再会。
運命と感じ、1996年にコンビを結成しました。その後東京へ出て売れない期間が長く続き、所属先を変わるなど苦労も。ハリウッドザコシショウとライブをするなどして力をつけ、2012年のキングオブコント決勝で「なんて日だ!」を披露し優勝しました。
小峠英二:1976年6月6日生まれの44歳、福岡県田川郡出身
西村瑞樹:1977年4月23日生まれの43歳、広島市出身
キャンプ芸人
相方の小峠がピンで忙しくなる中、時間を持て余して始めた趣味がキャンプでした。キャンプ芸人と言えば、「ヒロシです」で一世風靡したヒロシが有名です。
西村はヒロシとの交流も深く、YouTubeでもよく共演するなどしています。昨年二人とも、それぞれ山を購入したという話題も。フレンドリーな西村と、孤独な哀愁を醸し出すヒロシは対照的な一面もあります。
自然の中で趣味を楽しんで、自分らしく生き生きとした表情のキャンプ芸人を見ていると、キャンプを始めたいと感じる人も多いのではないでしょうか。誰にも気を遣わなくてすむ一人キャンプも人気です。
初冠番組「西村キャンプ場」
バイきんぐ西村の初冠番組「西村キャンプ場」が始まりました。西村の地元、テレビ新広島(TSS)の制作で、2回の単発放送を経て、本人も予想外のレギュラー化。2019年10月19日から、毎週土曜日17:00~17:30に広島で放送されています。
当初広島のローカル放送でしたが、高視聴率で評判が良く、遅れて関東や関西などでも深夜枠で放送が開始され、全国に広まりつつあります。
番組の冒頭で、「無駄な時間を過ごしたい方のみお付き合いください」というテロップが出ます。
TSSテレビ新広島公式サイト:https://www.tss-tv.co.jp/nishimuracamp/
番組の見どころは
西村がアポなしでキャンプの旅をして楽しむという番組で、キャンプ飯の食材は生産者の方に直接会って譲って頂いたものだけを使うルールです。
フレンドリーな西村の真骨頂。笑顔でふれあい、食材の交渉をして「GETだぜぇ~!」が決まり文句。ロケ地の隠れた名産品なども知ることができます。
自らテントを張る場所も探して交渉し、そこで即興で作ったオリジナルキャンプ飯を食べ、泊まります。「キャンプだホイ」のテーマ曲にのって、ゆるい感じの番組構成にも癒されます。
バイきんぐ西村の魅力たっぷりのなごみ系キャラで、気楽に楽しめるおすすめ番組です。