back number「冬と春」の歌詞の意味と曲から感じるメッセージとは
- 2024/2/4
- 音楽
- back number, 冬と春, 意味, 歌詞
公開日 2024年2月4日 最終更新日 2024年2月4日
back number「冬と春」の歌詞の意味については、新曲でもあることからぜひ注目したいですね。今回はどのような世界を届けてくれるのでしょうか。
ではback number「冬と春」の歌詞の意味、そして曲から感じるメッセージも詳しく見ていきます。
リリースとプロデュースについて
新曲「冬と春」は2024年1月24日に配信リリースされました。事前にティザー映像と阿新アーティスト・ヴィジュアルが公開されたのです。
今作のプロデュースは、2020年8月リリースの「水平線」以来となる島田昌典が担当しました。前作「怪獣のサイズ」から約半年で、2024年第1弾の幕開けを飾る新曲リリースとなったのです。
「冬と春」の歌詞の意味について
私を探していたのに途中でその子を見つけたからと、そんな馬鹿みたいな終わりに対して涙を流す価値が無いと感じている曲の中の主人公。
幕が降りて長い拍手が終わった、それなのになぜ私はまだ見つめているのだろう。枯れたはずの枝に積もった雪。これが咲いて見えたのはあなたも同じだと思っていたのです。
でも春がそっと雪を溶かして今見せてくれた、選ばれなかっただけの私がいる真実を。あんなにも探していたのに、なぜかあなたが待っていたから。おとぎ話の中みたいに、お姫様か何かになれるように思っていたのでしょう。
面倒だと感じたとしても、最後まで演じきってほしい思いがあるのです。ガラスの靴を捨てた誰かと汚れたままのドレスの話についても。
冬がずっと雪を降らせている、そして白く隠していたのはあなたとの未来だと思っていたのです。
春がそっと雪を溶かしていく、そして今見せてくれたのは知りたくなかったこの気持ちの名前でしょう。
似合いもしないジャケットを着て、酔うと口が悪いあの人。でも私はそういうところも好きなんですとあの子が言うのです。
そう言えるのは、きっといい子だから。でも自分にだってその程度の覚悟ならあると言いたい思いがあるのでしょう。
私じゃなくてもいいのなら、私もあなたじゃなくてもいいと思うから。抱きしめて言う台詞ではないけれど。
枯れたはずの枝に積もった雪がまるで咲いて見えたのは、あなたも同じだと思っていたのです。
春がそっと雪を溶かして今見せてくれたもの、それは選ばれなかっただけの私だった。ひとり泣いている、あなたがよかったと思っている私なのでしょう。
心が変わってしまったのはなぜ?
最初はあなたが私を探してくれていた、それなのに自分と交際する前に新しい人を見つけてしまったのです。
目移りをしてしまったあなたから捨てられてしまうような、酷い終わり方になってしまうのでしょう。
泣いてなんかいられないと思い、屈辱を感じている状態なのかもしれません。でも区切りをつけられない、割り切ることができないのです。
あなたと私の恋は終わってしまったとわかっている、でもまだあなたを見つめてしまうのでしょう。心がまだ離れられないと感じているのです。
冬と春という季節について
冬はまるで魔法のようだったのでしょう。でも雪が溶けて春になり魔法もとけてしまったのかもしれません。
選ばれなかった自分だけが残ったような、寂しさや孤独を感じている曲の中の主人公。これまでには運命を感じていて、この先きっと幸せになれると思っていたのです。
そして春は現実を連れてきたのでしょう。これまでにあなたをとても好きになっていた自分がいるのでしょう。
似合いもしないジャケットを着ている人だけど、これに対して認めてあげているあの子。それに対して私だってわかっているのに…という思いがあるのです。
他には何も望まないとしても、あなただけいればよかったと思っているとしても、その願いさえ叶わない。冬に描いた夢は儚く消えていく、そして春になって現実を知るのでしょう。とても切ない想いが心に残る楽曲になっています。
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