公開日 2020年7月19日 最終更新日 2022年10月16日
「アサトヒカリ」C&Kの歌詞の意味について、映画主題歌として制作されたこともあり、どのような内容なのか気になる人も。
今回は「アサトヒカリ」が使われた映画と含めて、歌詞の意味についても詳しくお伝えしていきましょう。
映画の内容
映画『朝が来る』は特別養子縁組として子供を育てていた夫婦、そしてその夫婦の元に突然現れた産みの母親の存在から話が始まります。
以前会った頃とは違い、産みの母親は面影がなかったのです。この女性は何者なのか、そして何を目的として夫婦の前に現れたのか、この核心に迫っていく内容なのです。
登場人物が幸せであってほしいと願って、作られた曲でもあります。このため曲との関連性についても知っていきたいですね。
歌詞の意味について
暗い森の中で、大切な存在をずっと探していたのです。探しても見つからない、でも近くにその気配のようなものを感じるのです。
近くにいられること、これをとても怖いと感じているのです。カレンダーをめくるたびに、辛くなってしまう。
当たり前なんて何ひとつない、こう思いながらも当たり前が一番幸せだという声や横顔、そして足音が自分に大切なことを教えてくれるのです。
愛しくて可愛らしく、美しくて守りたいと思う人。この瞳がもし奪われるようなことがあっても、必ず探し出せる確信があるのです。大切な「君」という存在に、自分がかならず辿り着ける。
嵐が過ぎた海、これはまるでゆりかごのようです。波音が一筋の光を残すのです。理解したかのように消してしまいそうになる、でも自分はここにいることを分かっていてほしい。
自分の横顔や足音も、まるでなかったように忘れていかないでほしいと願う思いがあるのです。
限りのある時でも、命尽きるまで枯れてしまうまで一緒にいたいのでしょう。でも運命によって離されてしまうかもしれません。
もしそうなっても大切な人を忘れてしまいたくない、だからせめて温もりを手に残してほしいのです。可愛くて、泣き虫。そして我儘で弱くて強い。だからこそ好きになったのでしょう。
これから先に離れるようなことがあっても、きっと大切な人に辿り着くことができる。こう自分の中で信じているのです。離れてしまうかもしれない日が来たとしても。
C&Kの魅力について
歌詞がとても素晴らしく、歌唱力も驚くほど高いです。聴いていて引き込まれる魅力があります。
切なく、でもとても確かなものがある。曲を聴いていて、表現したかった世界が少しずつ分かってくるように思います。
これからも、素晴らしい楽曲を届けてくれるアーティストですね。