
公開日 2025年6月16日 最終更新日 2025年6月16日
ヨルシカ「火星人」の歌詞の意味については、アニメのOPテーマでもあるためとても興味深い内容ですね。
では今回はヨルシカ「火星人」の歌詞の意味、そして曲から感じる魅力を詳しくお伝えしていきましょう。
OPテーマとなるアニメとは
ヨルシカ「火星人」は、n-buna(g, composer)がファンを公言する直木賞作家・米澤穂信が生み出した、シリーズ累計110万部を突破する大人気ミステリー「<小市民>シリーズ」を原作とした、TVアニメ『小市民シリーズ』第2期のオープニングテーマです。
〈小市民〉シリーズ初のアニメ化に向けて、『さらざんまい』『アンデッドガール・マーダーファルス』の制作スタジオ・ラパントラックのもとに、神戸守監督をはじめとする実力派スタッフが集まりました。
詩人・萩原朔太郎の「猫」の一節を引用して、「今いる場所を抜け出して火星(憧れの地)に行きたい」という想いを綴った楽曲になっているでしょう。
『小市民シリーズ』のあらすじ
たがいに助け合う互恵関係を解消した、高校二年の小鳩くんと小佐内さん。小佐内さんは、新聞部一年の瓜野くんと交際を始めます。
瓜野くんは在学した証しを残して、小佐内さんに良いところを見せるため、市内で起きた放火事件を学内新聞で取り上げようと奮闘するのです。
一方、小鳩くんはクラスメイトの仲丸さんと交際を始めます。平穏な日々を過ごす中で、河川敷で放火現場に遭遇することに。小鳩くんと小佐内さんの小市民としての再出発は、どうなるのでしょうか。
「火星人」の歌詞の意味について
ぴんと指を立ててみるのです。ここから爛と光って見えるのでしょう。ぱんと口を開けたこの奥から、今日も火星が見えるのです。
穏やかに生きていきたい、休符をつけて。あぁこのことをどうか分かってほしいのです。火星へランデヴーを、普通の日々に対して普通に感情や状況に共感したり同情したり。
僕が見たい、それはふざけた嵐だけなのです。火星へランデヴーと思っても、これは明確ではなく曖昧な場所なのでしょう。
これに対してランタンも鏡もいらないのです。僕の苦しさが月の反射ならいいのにと願うのでしょう。
ぴんと立てたペン先から、芯のない自分が見えるのです。ペンを使って創作をしているのでしょう。このうえで名作を生もうとしているのです。その中で、しんと静かな夜にさえ蘭の花弁が映えるのを感じるのでしょう。
深く眠らせてほしい。休符を打とう。あぁどうかわかってください、このように願っているのです。惰性の日々、そして理想は引力のように。
僕が見たいのは自分の中身だけなのです。だから自分へランデヴーを。これには音楽も薬もいらないと感じるのでしょう。
僕の価値観が脳の反射ならいいのにと願っているのです。ぴんと立てたしっぽの先から、糸のような三日月がかすんでいるのでしょう。休符を打とう、あぁイライラした気持ちがあるのです。
惰性の日々と理性の毎日。この中で君に足りないのは時間と余裕だけなのでしょう。そこに銃弾も花火もいらないのです。
火星の大地がチョコと同じならいいのに…と感じるのです。さよならあの地球への引力と告げるのでしょう。僕が見ているのは言葉の光だけなのです。
火星へのランデヴーに対して、ランタンも鏡もいらないのです。僕の苦しさが月の反射ならいいのにと願い続けるのでしょう。
今後人と出会っていくために
自分は不器用でもいいから人を求め続けているのです。そして特別になれなくても、人と会うことができたのでしょう。
だからこれまでの自分と変わるのが可能になったのです。このため「火星人」という楽曲は孤独で行き場がないのではなく、人を求め続けている歌詞になっていると感じられるでしょう。そこには少しの希望が隠されているのです。
☆こちらの記事もチェック!
>>>キタニタツヤ「あなたのことをおしえて」の歌詞の意味は?カードゲームテーマソングに!