公開日 2024年12月8日 最終更新日 2024年12月8日
King Gnu「ねっこ」の歌詞の意味については、ドラマ主題歌でもあるためとても注目されています。
ドラマとのリンクに対しても理解をしておきたいですね。では今回はKing Gnu「ねっこ」の歌詞の意味、そしてドラマ主題歌としての魅力について詳しくお伝えしていきましょう。
主題歌となるドラマとは
King Gnu「ねっこ」は、TBS系日曜劇場ドラマ「海に眠るダイヤモンド」の主題歌です。このドラマは1955年から石炭産業で躍進した長崎県・端島と、現代の東京を舞台にした70年もの期間にわたる愛と友情、そして家族の壮大な物語です。
若者にとって「何でもあるけれど夢を持てない時代」を描きつつ、過去から現代に通じる希望を見つけ出すドラマ内容になっています。
MV公開について
King Gnu「ねっこ」のMVは、ドラマの6話放送後に公開されました。これに対しては、ドラマの6話で「種や花が過去と現代を繋ぐ本作のキーアイテム」として明らかになったことが関係している可能性があります。
そしてドラマ内での空に広がる花や種を植えている場面も、King Gnu「ねっこ」のMVとリンクしていると感じられるでしょう。
「ねっこ」の歌詞の意味について
ささやかな花であっていいのです。大袈裟ではなくてもいいという思い。ただあなたにとって価値があると思えるのなら、それが一番大切だから。
誰も気づくことなどない、有り触れた一輪だとしてもいいのです。あなたが項垂れた先に根を張ることができる、そんな花でいたいという気持ちがあるのでしょう。
ただ黙ってねっこを伸ばしていく、どこかもどかしさを感じる思いがあるのです。そしてあなたに見つかるのを待とうとしているのでしょう。
時の歩幅をとても大きく感じるのです。今日もうんざりしてしまうぐらい、自身の身の丈を知ってしまうのでしょう。
望んでいないとしても時間は過ぎていくのです。求めるほど遠ざかってしまう、大事な者ほどそうだと感じるのです。
時の風がってさらってゆくように感じるのでしょう。このような中で、思い出の瓦礫に対して根を張っているのです。
此処でいつまでも待っている、今日もあなたを想い続けているのです。寂しくてもどかしいとしても、待ち続けたい気持ちがあるのでしょう。
飾らない花で華やかではなくてもいいのです。ただあなたの痛みの上に根を張ることができれば、それだけでいいから。
しばらく降り続く雨に流されないような、悲しみをそっと忘れさせてくれるようなそんな花でいいという思い。そんな花がいいのです。
君が泣くのなら僕も泣くでしょう。美しく強く伸びた根、これは誰にも見えるものではないのです。でも無常の上に咲き誇これと願っているのでしょう。
心がふたつ、そして悲しみはひとつにしたい。大切な人の心に寄り添いたい思いがあるのです。何十年も咲き続けるこの花は、無常の上に咲き誇っていくのでしょう。
ささやかでいい、大袈裟な花ではなくていいのです。ただあなたと幾度もの嵐を迎えたとしても、決して折れることなどない、そんな花がいいのです。
ささやかで大袈裟ではない花でも、ただあなたにとって価値があると思えるのならそれでいい。
誰も気づくことがない、有り触れた一輪だとしても。あなたが項垂れた先に根を張りたい思いがあるのでしょう。
飾らずに華やかではなくていい。あなたの喜びの上に実がなればいいという思いがあるのです。
一頻りの雨に流されない、そしてふとした悲しみをそっと忘れさせくれるような、そんな花がいいのです。
大切な人への想いを強く感じる曲に
自分自身の心の中のねっこ、これに対して誰にも気づかれることがなくてもいいという思いがあるのです。
相手を大切に思っている自身の心を、優しくそして切なく綴っている歌詞になっているでしょう。
それぞれの存在には、ねっこがあるのです。自分のねっこは何なのか、そしてどこにあるのかを、この曲を聴くことにより考えたくなる人は多いでしょう。
☆こちらの曲もチェック!
>>>BUMP OF CHICKEN「strawberry」の歌詞の意味を考察!ドラマ主題歌としての魅力