公開日 2024年2月22日 最終更新日 2024年2月22日
「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」が公開され、大いに話題となっています。こちらは、古舘春一先生による大ヒット漫画を原作とするTVアニメ「ハイキュー!!」の続編となる劇場版2部作の第1部。
奥深い原作のストーリーの中でも、特に人気があるエピソード「烏野高校VS音駒高校」を映画化しているとのことです。そこで今回は、「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」の概要や原作のあらすじなどについて詳しくご紹介していきましょう。
「ハイキュー!!」はどんなお話?
「ハイキュー!!」は、高校のバレーボール部を舞台とした青春の物語です。集英社「少年ジャンプNEXT!」2011 WINTERと「週刊少年ジャンプ」2011年20・21合併号に読切版が掲載されたのち、2012年冬より「週刊少年ジャンプ」にて連載がスタートしました。
その後、2020年夏まで連載され、コミックス第45巻で完結となりました。2023年9月時点で、シリーズ累計発行部数は6,000万部を突破しているとのことです。
作品の舞台となるのは、作者・古舘春一先生が8~9年住んでいた宮城県。作中には、仙台駅や仙台市体育館など、実在する地名や建物が登場することもあります。
主人公・日向翔陽(ひなたしょうよう)は、春高バレーこと「春の高校バレー 全日本バレーボール高等学校選手権大会」のテレビ中継をある日偶然目にします。
ここでは、地元の宮城県立烏野高校のエースである「小さな巨人」が活躍していました。彼の勇姿に心を奪われた翔陽は、中学校に入学してからバレーボールを始めることに。
しかし入学した中学校のバレーボール部には、自分以外の部員も指導者もおらず、環境に恵まれなかったのです。ところが、中学3年生の夏にはやっとの思いでメンバーを集め、最初で最後の公式戦に出場します。
ここで翔陽率いるチームは、「コート上の王様」と呼ばれる天才セッター・影山飛雄(かげやまとびお)率いる強豪チームに惨敗してしまいます。彼に3年間の努力を否定されてしまった翔陽は、リベンジを果たすべく憧れの烏野高校排球部に入部し…。
「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」のストーリー
「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」は、2024年2月16日(金)に公開されました。初日3日間で興収収入は22.3億円、動員数は152万人を突破しています。
劇場に足を運んだファンはもちろん、初めて「ハイキュー!!」という作品に触れた人も満足できる仕上がりになっているとのことです。本作で描かれるのは、原作で最も人気があるストーリーといわれる「烏野高校VS音駒高校」。
烏野高校のバレーボール部に入部した主人公・翔陽は、中学時代に惨敗した相手・影山飛雄に再会します。はじめは反発し合っていた二人ですが、それぞれの持ち味を活かした奇跡のようなクイック攻撃、通称「変人速攻」を編み出し、チームに大きな力をもたらしました。
その後、東京にある音駒高校との合同合宿で、翔陽は因縁のライバルとなる孤爪研磨(こづめけんま)に出会います。攻撃的なプレイスタイルの烏野高校に対して、音駒高校のチームは「繋ぐ」をモットーとしており、とても守備的。烏野高校のメンバーたちは、音駒高校との試合を経て新たな可能性を見出していきます。
タイトル「ゴミ捨て場の決戦」には、烏野(からすの)高校と音駒(ねこま)高校、それぞれに動物の名前が含まれていることに由来しています。カラスとネコ、ゴミ捨て場でゴミを漁る者同士の戦いという意味が込められているようです。白熱の試合をぜひ劇場で見届けましょう。
世界各国で愛されているメディアミックス
「ハイキュー!!」は、連載当初から小説化やボイスコミック化がされ、その後はTVアニメやコンシューマゲーム、トレーディングカードゲームなどにも派生しています。
2014年に放送されたアニメ第1期は、韓国や台湾、タイやマレーシアなどにも進出。そしてこのたび劇場アニメも公開されましたので、今まで「ハイキュー!!」を読んだことがない、観たことがないという人もぜひチャレンジしてみてくださいね。人気の理由がよくわかるはずです。
劇場版 公式HP:https://haikyu.jp/movie/
アニメ 公式HP:https://haikyu.jp/
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