公開日 2023年5月28日 最終更新日 2023年5月28日
ヨルシカ「斜陽」の歌詞の意味については、アニメのオープニングテーマでもあるため内容について深く知りたい人も多いのでは。
ヨルシカだからこそ表現できる世界を、今回も堪能していきたいですね。では今回はヨルシカ「斜陽」の歌詞の意味と、アニメとの関連性について迫っていきましょう。
主題歌となるアニメとは
ヨルシカ「斜陽」が主題歌になっているのは、テレビ朝日系アニメ「僕の心のヤバイやつ」です。あらすじとしては、作品の主人公は読書が好きな男子中学性。そして同じクラスの女生徒のことが気になり、チラチラ見るような日々を過ごしていました。
ある日その女生徒が図書室にやってきたのです。おにぎりを食べたり鼻歌を歌ったり。そんな予測できない行動を繰り返す彼女に対して、主人公は徐々に目が離せなくなっていくのです。
接点を持つことができてから、二人は段々と親しくなっていきます。不器用でじれったい、そんな恋模様をコミカルに表現している内容になっているでしょう。
MVについて
この曲のMVは、花を渡そうと思いながらも躊躇していた主人公が一歩踏み出すことができたというストーリーになっています。
気鋭アニメーション・クリエイターの久保雄太郎が手掛けた、全編アニメーション作品です。とても魅力的な仕上がりになっているので、ぜひチェックしてみましょう。
「斜陽」の歌詞の意味について
頬に茜がさして日が柔らかに。斜陽に対して自分たちは目が開かないままなのです。悲しくてしようがないという思いがあるのです。お日様で手を濡らしたように。眩しくて仕方がないので途方暮れた帰り道。
まるで落ちて行くように茜がさしたのです。もう少しで、自分は自分を一つだけでも愛することができたのに。
でも斜陽に対して、気が付けば目が開かないままに。そんな静かな夕凪の中にいるのです。悲しくてしようがない思いがあるのです。お日様に手が触れると、まるで燃えるように指先だけが焦げたように感じたのでしょう。
高くに成った葡萄のように感じているのです。届かないからどうか、こんな気持ちにさせるのをやめてほしい。自分は恋をしたのかもしれない、あのお日様のような思い。
落ちていくことにきっと理由なんてない、それならもうこのままでいよう。頬に茜が柔らかくさしたのです。斜陽も自分たちの道をただ照らしている。もう少しで自分は自分を一つは愛せるはず。
斜陽に対してはにかんでいる大切な人が見えたのです。静かな夕凪の中で、二人は目も開かないままでいるのでしょう。
眩しい存在への思い
斜陽が眩しいというのは気になる人がいて、その存在に対して眩しいと感じている可能性があります。
様々なことを考えながら過ごしている中で、夕日が沈むと自分の心も落ちてしまうように思うのでしょう。
自分の気持ちを伝えたい、でもこれを難しいと思っているもどかしさが伝わってきます。時間が止まったような感覚になり、静かに時が経っていくのでしょう。
悲しさを感じたのは、太陽の光に手を伸ばしたから。それは大切な人と手を繋いだ時なのかもしれません。自分の感覚に対して、指先が焦げたようだと表現しているのでしょう。
切なさについて表現した曲に
夏を題材にした楽曲を得意とするヨルシカ。開放感のあるメロディや歌詞そしてサウンドから、夏の香りを感じる曲になっています。
自分を愛したいけれど、これを難しいという思いがあるのでしょう。でも繋がっていたい大切な存在がいるのです。アニメとのリンクを感じる歌詞になっています。
やっと出会えた人がいる、でもその中で悩む姿が切なく表現されているのでしょう。自分の気持ちをうまく整理できずに、戸惑いを感じているのです。
自分を愛せる相手と出会えた、この時のときめきについて表現しているのです。聴くことにより曲の主人公の思いに対して、共感したり切なさが伝わってきたりする人は多いですよね。
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