エレファントカシマシ「yes. I. do」の歌詞の意味と映画との関連性について
- 2023/2/27
- 音楽
- yes. I. do, エレファントカシマシ, 意味, 歌詞
公開日 2023年2月27日 最終更新日 2023年2月27日
エレファントカシマシ「yes. I. do」は映画の主題歌でもあるため、内容が気になる!という人は多いですよね。
いつも個性的で魅力的な世界を表現してくれるエレファントカシマシ。こちらの曲についてもとても興味深いです。
では今回はエレファントカシマシ「yes. I. do」の歌詞の意味、そして映画との関連性について詳しくお伝えしていきましょう。
映画について
エレファントカシマシ「yes. I. do」が主題歌となっている映画は『シャイロックの子供たち』です。
累計発行部数60万部を突破した地井戸潤による小説『シャイロックの子供たち』。そして地井戸潤が自身の小説の書き方を決定づけた記念碑的な一冊と明言して、原点にして最高峰とも言える原作。
映画は小説ともドラマとも展開が異なっています。独自のキャラクターが登場する完全オリジナルストーリーに。
2018年公開『空飛ぶタイヤ』の本木克英監督、主演の阿部サダヲ、上戸彩、玉森裕太をはじめとして、柳葉敏郎、杉本哲太、佐藤隆太、橋爪功、柄本明、佐々木蔵之介など、超豪華キャストが勢ぞろいしています。
ストーリーについて
銀行の小さな支店で起きた現金紛失事件。お客様係の主人公は同じ支店の二人と共に事件の真相を探ります。
実は平和に見える支店でも、曲者ぞろいであることが分かるのです。この事件はメガバンクにはびこる、とてつもない不祥事、その始まりに過ぎなかったのです。
4年半ぶりの新曲
主題歌の「yes. I. do」は、エレファントカシマシ4年半ぶりの新曲です。この映画のために書き下ろされた同曲は、彼ら4人にしか出せないサウンド、そしてソロとはまた違った宮本浩次の重みや激しさを感じる歌が印象的。
曲のテーマとしてはデビュー以来、宮本浩次が一貫して歌ってきた「人が生きる」ということ。エレファントカシマシとしての、ある種の決意表面になっているのです。2023年3月にはデビュー35周年を迎えます。
「yes. I. do」の歌詞の意味について
意地になることなどないのです。全て大丈夫だから。意味がないような日々に意味のない心がある。重ねてきた昨日という日々を思うのでしょう。
許してほしいこれまでの自分。これからは今を生きていきたい思いがあるのです。日々がなんだか様にならないように感じる。
言い訳だけの自分の人生。それでも空を飛ぶあの鳥のように、自由に羽ばたけると思えるのです。
夢を追う人であればきっと知っているでしょう。それは行かなければ道が開かないということ。流れる時間にあらがいたいわけではないのです。
でも弱さに対してはあらがいたい思いがあるのでしょう。答えはいつも心の中にきっとあるから。
意地になることなどないのです。全て大丈夫だと言える。賑やかな町に対して背中を向けて、今日も星空の下で叫ぶ自分がいるのでしょう。
涙の理由については、問う必要などないのです。生きるということ、それがきっと答えなのでしょう。
流れる時にあらがうのではなく、弱さに対してあらがえる自分になりたいのです。答えはいつも心の中にあるから。
流れる時ではなく弱さにあらがえたのなら、心の中にある答えをきっと見つけることができるでしょう。
曲と映画とのリンクについて
映画に寄り添いながら、多くの人が共感をする曲になっていると感じます。作品のもつリアリティ、俳優陣の凄みのある素晴らしい演技を邪魔することなく、この「yes. I. do 」が溶け込んでくれたならと、宮本浩次がコメントをしています。
自分の答えはいつもheartの中、そう信じながら歩んでいくことの大切さを教えてくれるでしょう。
時間ではなく弱さに対してあらがっていきたいと言えるのは、そこに強さがあるからかもしれません。そう思える自分になるためにも、この曲を聴いて熱いパワーを感じたいですね。
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