川栄李奈が朝ドラ「カムカムエヴリバディ」のヒロインで輝きを増しています。上白石萌音と深津絵里に続き、3世代をリレーしてきた3人目のヒロインを演じています。
NHK連続テレビ小説の歴代105作品の長い歴史において、3人とも素晴らしい演技で深い印象を視聴者に刻んでいます。今回は、川栄李奈にスポットライトを当ててみましょう。
朝ドラのヒロインリレー
3人のヒロイン(安子・るい・ひなた)がリレーでつないでいく初の試みとなった朝ドラ「カムカムエヴリバディ」。
安子役の上白石萌音からるい役の深津絵里へのヒロインリレーは、母との辛い別れを経験して新天地の大阪で、ひとりで道を切り拓く18歳のるいの心情を、当時48歳の深津絵里が見事に演じて話題になりました。
るいの子供ひなた役の小学生時代を元気に明るく演じていた子役の新津ちせは、「パプリカ」がヒットした元Foorinのメンバーとして活躍。父はアニメの新海誠監督としても知られています。将来とても楽しみな子役です。
18歳に成長したひなたとして、いよいよ3代目ヒロイン役の川栄李奈が2月10日から登場。ヒロインのリレーが深津絵里からおこなわれましたが、優しい母親としていつも見守っていて、つつましくも一緒に生活をしているので安心感があるヒロインリレーでした。
上白石萌音(安子)、深津絵里(るい)、川栄李奈(ひなた)のバトンが、見事な演技と演出でつながれた感動の朝ドラになりました。
ひなたを演じる川栄李奈
18歳の高校生から演じる川栄李奈は、フレッシュさがあって伸び伸びと演じている印象です。可愛い童顔の顔立ちと、身長152センチの小柄でもあるので、10代の少女そのものといったリアルな感じで全く違和感がない自然な演技を披露しています。
ひなたは時代劇や映画村が純粋に好きで、ちょっと不器用なところも人間味があって魅力的に思えて、放っておけない応援したくなるキャラクターです。
仕草や表情も自然で、リズム感のいいセリフのやり取りは、コントのようなコミカルな演出にもぴったりはまる素晴らしい演技力を見せています。深津絵里との母と娘の親子感もとても素敵です。
念願の朝ドラのヒロインオーディションを5回目のチャレンジで射止めた実力は本物です。川栄李奈が国民的女優へと成長を遂げていると言えるでしょう。
川栄李奈と濱田岳はCM共演も
KDDI「au」の人気CM三太郎シリーズでは、織姫役の川栄李奈と金太郎役の濱田岳は夫婦の設定で共演しています。
朝ドラでも共演している2人。濱田岳は祖母安子の兄・算太(サンタ)であり、ドラマ終盤でもひなたと関わってくる大きな存在です。最後にサンタから素敵なプレゼントをしてほしいですね。
朝ドラ「カムカムエヴリバディ」は4月8日に最終回を迎えます。ドラマ終盤のストーリー展開と、散りばめられたエピソードの回収が楽しみです。安子とるい・ひなたの3人のヒロインの幸せな、ハッピーエンドを期待しましょう。
川栄李奈の経歴について
川栄李奈は、1995年2月12日生まれ、2022年に27歳になりました。神奈川県大和市の出身です。
高校1年生の15歳の時に、AKB48第11期研究生オーディションに合格して、2010年から芸能活動をスタート。2011年に「マジすか学園」シリーズでドラマデビューを果たします。2012年に26thシングル「真夏のSounds good !」で、選抜メンバーに初めて選ばれ注目をされ始めました。
2015年に20歳でAKB48を卒業して女優業に専念して、大きな飛躍を続けています。2016年の朝ドラ「とと姉ちゃん」を始め、大河ドラマでは2019年の「いだてん~東京オリムピック噺~」、2021年の「青天を衝け」と実績を積み、演技力の評価もうなぎ上りです。
国民的女優として活躍を期待
2019年に俳優の廣瀬智紀と結婚をして一児の母でもあり、夫を始め家族のサポートもあって、女優として充実した演技を見せてくれています。
演じるごとに演技の幅がどんどん広がるような大きな可能性を持った魅力的な女優です。国民的女優としてさらに今後の活躍が期待されます。
公式サイト:https://avex-management.jp/artists/actor/KWERN
☆こちらの記事も読んでみてくださいね!
>>>深津絵里の朝ドラの演技は最高のプレゼント!必見の演技は秀逸