鈴木誠也は広島の4番打者であり、侍ジャパンの主砲としても活躍、言わずと知れた日本を代表するスラッガーです。2021年のシーズンオフに去就の動向が注目を集めています。
アメリカのメジャー球団も注目する鈴木誠也選手にスポットライトを当ててみましょう。
機が熟したメジャー挑戦
2021年シーズンはチームとして広島東洋カープは4位に終わりましたが、鈴木誠也選手の個人成績は見事な結果(打率.317、本塁打38本)を残しました。
セ・リーグの首位打者と最高出塁率を獲得し、本塁打は惜しくも僅か1本差でした。チーム内では本塁打・打点・盗塁も加えて5冠です。特にシーズン後半の活躍が素晴らしく7・8月と9月に連続して月間MVPを受賞しました。
鈴木誠也選手がメジャーリーグに挑戦したい意向があることは、2020年のオフにも伝えられていました。海外FA権を取得しての挑戦の場合は、早くても2023年のオフになります。
ポスティングシステムを使用してのメジャー挑戦を、2021年オフにおこなう可能性が高いという報道が頻繁にされ始めています。
東京オリンピックでも侍ジャパンの主砲として金メダル獲得の目標を達成したことも、ひとつの区切りとなるでしょう。大谷翔平選手の活躍もあり、日本の一流打者の評価も上がっています。
今シーズン素晴らしい成績を残し、年齢的にもパフォーマンスのピークを迎えつつある今が、最適のタイミングといえるでしょう。選手として最高の状態で挑戦をしたいと思うのは当然です。
鈴木誠也選手の経歴と特徴
鈴木誠也選手は、1994年8月18日生まれの27歳(2021年現在)、東京都荒川区出身です。二松学舍大学附属高ではエース投手兼内野手でした。
2012年秋のドラフト会議で広島カープに2位指名を受け、内野手として入団します。外野手に転向した3年目の2015年から1軍での出場試合が増え、2016年から広島カープの中心選手に成長しました。
外野手および打者として、あらゆる面で高い能力があります。高校時代投手経験があり、外野手として強肩で、足も速く堅い守備を誇ります。打者としても、日本代表の4番を打つ選手でホームランを打つパワーと、高い打率を残す巧みなバットコントロールもあります。
「神ってる」が新語・流行語大賞を受賞したほど、神がかった大活躍をして一気にブレイクした2016年以来、6年連続して安定した成績を残し続けています。
2019年に元新体操選手でフェアリージャパンの主将を務めて、ロンドン五輪とリオ五輪に出場したスポーツキャスターの畠山愛理と結婚して話題になりました。
メジャー挑戦を見てみたい選手
走攻守万能タイプで身体能力の高さがあり、長打力のパワーと確実性を併せ持つ稀有な存在です。大谷翔平選手のような打棒を発揮する可能性を秘めています。メジャーも注目するのが納得できます。メジャーリーグ挑戦を早く見てみたい選手です。
広島東洋カープ公式サイト:https://www.carp.co.jp/team21/member/o1.html