山本高広はものまね芸人として、すでにベテランの域に達した、ものまねレジェンドの一人と言えるでしょう。
最近はものまねをする若い世代のタレントが次々と誕生しています。ものまねの素人からもSNSなどで、注目を集め頭角を現すケースも増えています。
今回はベテランものまね芸人・山本高広の魅力に迫ってみましょう。
イケメン俳優を目指して上京
山本高広は、1975年2月19日生まれ、46歳(2021年現在)、福岡県北九州市の出身です。
学校の先生やバスガイドなど、身近に出会った人の特徴を捉え、ものまねをよくおこなっていてクラスの人気ものでした。人を笑わせることが当時から好きだったのです。
高校時代に、同級生の女子から織田裕二に似ていると言われたことがありました。高校卒業後は、地元で有名ホテルの中華レストランで働いていましたが、イケメン俳優を目指して上京します。
小さな劇団に入って、役者の下積み時代も経験しました。生計を立てるためにショーパブで接客をおこない、ステージでものまねも披露するようになります。
たまたま来店していた芸能関係者の目に留まり、織田裕二のものまねをテレビで披露するチャンスを掴みました。
28歳の時、2003年の「爆笑そっくりものまね紅白歌合戦スペシャル」でテレビ初出演を果たしたのです。
山本高広の魅力
山本高広の魅力を語る上で、織田裕二のものまねは外せない天下一品のネタです。踊る大捜査線シリーズや世界陸上、目薬のCMなど豊富なネタで、キャッチーなフレーズが特徴を見事に捉えています。
「ずっちーなー」、「地球に生まれてよかったー!」、「キター!」などのセリフがお馴染みですね。
軽部真一アナウンサー、ケインコスギ、哀川翔、ミキの昴生、おいでやす小田など、レパートリーも豊富です。
本人の公認をもらっている渡部篤郎のものまね「来いよ、ほら来いよ」は、実際に本人が言っていない言葉でも言っているように感じるところが面白いですよね。
山本高広のものまねには、特徴を捉えたユニークさの中に温かみが感じられるところが魅力です。
優しい人柄がものまねにも表れているようで、本人をリスペクトしてものまねをしていることが分かります。
ものまねライブ「変人」にも注目
近年は得意の声と器用さを活かして、吹き替えの声優としても活躍を広げています。さらに「変人」というグループでの活動もおこなっています。
原口あきまさ・ホリ・ミラクルひかるとともにものまね名人4人のグループです。ものまねライブ「変人」を開催し、名人たちのコラボネタにも注目していきたいですね。
山本高広公式サイトhttps://www.watanabepro.co.jp/mypage/40000022/
変人公式サイトhttps://henjin.futureartist.net/