「ゆめうつつ」米津玄師の歌詞の意味については、ニュース番組のエンディング曲として使用されていることもあり、タイトルも含めて魅力を感じる人は多いですよね。
米津玄師の表現する様々な世界の中に、このようなものもあったんだと驚くような雰囲気になっています。
今回は「ゆめうつつ」米津玄師の歌詞の意味と、表現したい内容についてもお伝えしていきましょう。
ニュース番組について
この曲は2021年1月から「news zero」のエンディングテーマとして使われています。最初に流れた時には「ついに米津玄師の新曲が!」と思った人は多いですよね。
そして「Pale Blue」というシングルに収録されている曲でもあるので、リリースされてから対談が番組にて放映されました。
毎日のニュース映像にのせて「ゆめうつつ」が流れることに対して、おもしろいと感じたという米津玄師。どのような内容になっているのでしょう。
歌詞の意味について
探していたのは、夢の続きなのです。町の中や路地裏を歩き、紙飛行機が飛んでいく情景を見ながら。どこまで飛んでいくのかわからない、それは自分の思いのようでもあるのでしょう。
虚しいと思う時があっても、そこから目をそらない。これはきっと人の痛みを知りたい自分でいたい思いがあるから。
何かを得たとしても、失ってしまうものがあるのです。別れを告げたとしても、また会いたい気持ちもあるのでしょう。
旅が続いていく中で、自分の中の傷だけが増えていくのです。でもきっと全ては風に吹かれて存在しなくなる。こう思うから、今夜だけは願いたい思いがあるのです。
身軽になりどこにでも行けるように大切な人には、なっていてほしい。今日は穏やかに眠ってほしいのです。
まるで子供が遊んで疲れてしまうような、そんな眠りならいいのにと思うのでしょう。夢か現実かわからない、はっきりしないとしても生きていくのです。
戸惑わずに大切な人のところに、向かうことができると感じるのでしょう。日々の中で切なさや苦しみもあるのです。
でもこのような時でも、疲れたら伝えてほしい。この時に話ができるような、身近な存在でいつづけたい思いがあるのでしょう。
眠る前のひとときに…
タイトルから見ても、幻想的なイメージのある曲ですよね。そして眠る前に聴くことで、そっと今日を振り返り、気持ちが安らぐと感じるはずです。
米津玄師の歌声は温かく、そして深く心に響くものでしょう。この曲を聴くことにより、更にそれに気づく人が増えるように感じます。
ミステリアスなイメージのある米津玄師と「ゆめうつつ」というタイトルも、とても合っていますよね。