石橋貴明がYouTubeで、満を持してデビュー。石橋貴明といえば、言わずと知れた超大物お笑いコンビ「とんねるず」で一世を風靡しました。
YouTube内では「とんねるずの大きい方」とテロップが出されています。「貴さんヒマでしょ。YouTubeやりませんか」と誘った人物は、超大物ディレクターでした。
超大物がタッグを組んだ「貴ちゃんねるず」と二人について紹介しましょう。
「貴ちゃんねるず」開設
2020年6月19日にYouTubeチャンネル「貴ちゃんねるず」が開設されました。チャンネル登録者数は開設3週間ほどで、既に60万人を突破しています。
最初の動画は「石橋貴明、58歳。YouTube、はじめるでしょ」。マッコイDが石橋貴明の楽屋を訪れて、「ヒマでしょ。YouTube始めませんか」と2年ぶりの再会です。
「マジメに生きる、エガちゃんみたいに面白いことできないんだから」とか、ガラケーを使っていてYouTubeのことはよく分からないとYouTubeデビューを渋る石橋に、「ノリでやっちゃいましょうよ。番組にしちゃいましょう」と説得。
目指せ登録者数1万人と謙虚な石橋は、「一人プロ野球ニュース」や「今週の杉谷(同じ帝京高校出身で目を掛けている日本ハムファイターズの野球選手)」など、開幕する好きな野球に関する企画もやりたいと意欲を見せ始めます。
タッグを組む「マッコイD」とは
マッコイDとは、本名が斎藤誠(50歳)、マッコイ斎藤とも呼ばれています。ビートたけしに憧れ「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」(日本テレビ)の製作を手掛けていた制作会社に入社、当番組で経験を積みディレクターになり独立。
矢作兼(おぎやはぎ)や堀内健(ネプチューン)を介し、石橋にマッコイDを紹介します。「ウチの番組で一緒にやろう」と誘い、出入り禁止の解除に石橋が尽力し、「とんねるずのみなさんのおかげでした」にディレクターとして参加するとヒット企画を連発し、総合演出をするまでになりました。
ラジオの生放送に乱入
深夜に生放送されているTBSラジオ番組「ネガネびいき」にパーソナリティのおぎやはぎには内緒で乱入。おぎやはぎは、石橋もマッコイDも旧知の間柄で、石橋にツッコミを遠慮なく入れられる数少ないコンビです。
1年やってダメだったら、ユニフォームを脱いで引退するというと「タカさんはすでに戦力外通告受けているんですよね」と小木博明のツッコミも。
1980年にとんねるずを木梨憲武と結成して、今年40年になります。長い間テレビ界のバラエティーの中心にいて、暴れ回っていた印象の石橋貴明も、現在テレビでのレギュラー番組は、トーク番組「石橋、薪を焚べる」(フジテレビ)のみとなりました。
テレビではコンプライアンスなど厳しくなり時代が変わりつつありますが、充電してエネルギーも蓄えている石橋貴明のパフォーマンスを、YouTubeで見たいファンは多いでしょう。
石橋貴明が興味のあることを、ノリだけで何でもやってしまう「貴ちゃんねるず」の今後の企画に大注目です。