パスタの茹で方は鍋にお湯を沸かして、パッケージ通りの茹で時間を守るだけというのは、基礎的な茹で方です。
もちろんそれでも美味しくパスタを食べられますが、こだわりがある人は茹で方にも一工夫しています。
ランチやディナー、小腹が空いた時など。簡単に作れるパスタ料理ですが、これからは茹で方を見直して、ワンランク上のパスタ料理にチャレンジしてみましょう。
お湯の量と塩加減を間違えないこと
鍋に適量のお湯を沸かして適量のパスタを茹でる、塩はその時の気分で入れたり入れなかったりという茹で方では、味も食感も毎回変わってしまいます。
まずパスタを茹でるお湯の量ですが、1人前なら1Lと人数分に合わせておきます。パスタを茹でる時に塩を入れるのはなぜだか、詳しくご存知ですか。
塩は下味をつける目的があり、ソースと絡めた時に味を安定させる意味があるのです。塩は適量でもよいのですが、厳密にはお湯の1%量で、1Lなら10gが適量だといわれているでしょう。
茹で時間について
パスタの茹で時間については、人によってお好みがありますよね。つい忘れてしまうのが、茹で上がった後にソースと絡める時間があることです。
この間にもさらに加熱されるので、多少固めに茹でるのも美味しくするコツでしょう。パッケージに書かれてある茹で時間よりも、若干早めにしてみるとよいですね。
冷製パスタの場合は目安時間よりも1分長くして、芯が残らないように注意してください。
美味しくするコツについて
パスタの茹で方はとても簡単。しかしコツをプラスすると、同じパスタでも違った味わいが生まれます。
まず注意したいのは、茹でている最中にさし水をしないようにすることです。
急激な温度の低下はパスタの表面がべたつき、食感が悪くなってしまう可能性が高いでしょう。また塩を入れる時に、一緒にお湯に入れるとよいものがオリーブオイルです。
オイル系が入るとパスタがくっついてしまうことが防げますし、お湯の吹きこぼれを防止するのも可能になります。オリーブオイルの香りがパスタに吸収されて、さらにコクのあるパスタ料理ができます。
もし一人分のパスタを作る場合、大きな鍋を使うのは何かと不便になりますよね。その場合はフライパンを使いお湯をたっぷりと入れて、同様にパスタを茹でることができます。
サッとお湯を切った後は、同じフラパインでソースを絡められますので、後片づけもとても楽になります。
パスタはきちんと茹で方を守ることが大切!
パスタ料理が嫌いな人は、きっとほとんどいないでしょう。
茹でたパスタに混ざるだけのソースもありますので、サッと本格的なイタリアンを作る時は、パスタの茹で方もこだわってみましょう。