
公開日 2025年3月9日 最終更新日 2025年3月9日
サカナクション「怪獣」の歌詞の意味については、アニメ主題歌でもあるためとても注目されています。
では今回はサカナクション「怪獣」の歌詞の意味と、アニメ主題歌としての魅力を詳しくお伝えしていきましょう。
主題歌となるアニメとは
2025年2月20日に配信リリースされたサカナクションの「怪獣」は、2024年10月よりNHK総合テレビで放送を開始したアニメ『チ。 ー地球の運動についてー』の主題歌です。
「怪獣」は構想に2年を費やした楽曲で、サカナクションとしては初のアニメ主題歌です。このことからも、とても注目されているでしょう。
原作の漫画は同名で、その背景を極限まで掘り下げた作品です。本作は魚豊(うおと)の漫画で、2020年から「ビッグコミックスピリッツ」で連載されていました。
あらすじとしては、舞台は15世紀ヨーロッパ「P国」です。当時は「C教」が生活の中心となっていて、その教えに反するものが生きづらいことに。
この中で神学を志す12歳の神童のラファウは、合理性を第一とし世の中は「チョロい」と思っていたのです。
でもある日危険な思想を持つ男、フベルトに出会います。これは当時異端とされていた地動説。やがてラファウは宇宙の法則の美しさに魅入られて、地動説の研究にのめりこむようになるのです。その後の展開とは…。
Spotify Japanにて配信リリース日の再生記録歴代1位!
1月から全国ツアー〈SAKANAQUARIUM 2025 “怪獣”〉を展開しているサカナクション。約3年ぶりの新曲「怪獣」は、Spotify Japanにて配信リリース日の再生記録歴代1位を達成しました。
そしてリリース初日から3日間連続で、Spotify Japanデイリーチャートでは初となる50万超の再生数を記録するという快挙を達成しています。2024年3月現在でもチャート上位を席巻しているのです。
「怪獣」の歌詞の意味について
何度も何度も叫ぶのです。もしこの暗い夜の怪獣になったとしても。残しておきたい秘密がここにはあるのでしょう。
少しずつ食べていく、赤と青の星たち。未来から過去へと、順々に食べていくのです。何十回も嚙み潰していくのでしょう。そして溶けたとしたら、飲み込んでしまおう。
淡々と知るのです。そして知ったことにより、溢れ落ちてしまうのでしょう。昨日までのこの本当を。
順々と知るのです。何十螺旋のこの知恵の輪が解けるまで進んで行こう。丘の上で星を見ると、寂しさを感じるのです。この思いを抱えながら、朝焼けで手が染まる頃にはもうきっと忘れていると感じるのでしょう。
この世界は好都合なぐらいに未完成なのです。だから知りたい思いが強くなるのでしょう。でも怪獣みたいに、遠くに向かって叫んだとしてもまた消えてしまうのです。だからきっと何度でも見ることができるのです。
このくらい夜の空、これを何千回でも君に話しておきたいのです。この知識ももちろん。淡々と散ることができるのです。散ればまた次の実があるのでしょう。花びらはもう過去のものに。
単純に生きるそして、懐柔された土と木についてはひっそりと咲いていこう。点と選の延長線上を辿る、この淋しさも暗がりで目が慣れる頃には、おそらくもう忘れている内容なのです。
この世界は好都合なぐらいに未完成なのです。だから僕は知りたいと思うのでしょう。そして怪獣のように、遠くへ遠くへと叫びただ消えていくのです。
でもこの未来は、好都合に光っていると感じられるのでしょう。だから進もう、進んでいこうと伝えたいのです。今何光年も遠くそして遠くへ叫んで、また怪獣になろうよ。
知ることへの欲求の大切さ
サカナクション「怪獣」を聴くと、知ることに対しての欲求はとても大切だと感じるのです。そして世界を塗り替えていく思いについても、メッセージとして伝わってくるでしょう。
これまでにないと思えるような、とても魅力的な楽曲になっているのでアニメの世界と同時に堪能していきたいですね。
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