Level Up Future

鬼越トマホークのネタといえば「ケンカ芸」。金ちゃんと坂井良多の強面キャラで売り出し中のお笑いコンビです。最近テレビなどで見る機会も増え始め、ブレイクの扉を開けたといえるのではないでしょうか。

実はこのケンカ芸を世に出すきっかけを与えた、恩人の大物芸人がいたのです。では鬼越トマホークについて紹介しましょう。

鬼越トマホークとは

ツッコミの金ちゃんとボケの坂井良多のコンビである鬼越トマホークは、二人とも体重100kg前後の大柄で強面が特徴です。街の中で出会ったとすると、一目見て避けて通りたい印象を持つかもしれません。

しかし芸の役を離れると、優しく可愛い一面も見られるギャップも魅力です。2009年に吉本興業の養成所であるNSC東京校に15期生としてともに学び、強面同士で組めばインパクトがあるとコンビを結成します。

NSCを首席で卒業する優等生でした。なかなか売れず解散し別々に活動しますが、お互いの重要性を再認識し、解散から約1年後に復活しました。

吉本興業公式サイト：https://profile.yoshimoto.co.jp/talent/detail?id=3537

ケンカ芸でブレイクの恩人とは

仲の良さでも有名なコンビですが、意見が食い違うなどして、言い争うことはしばしばありました。時にエスカレートすることもあったのです。

楽屋などでケンカになると、先輩芸人が止めに入ります。その先輩芸人に対して、失礼にあたるような言葉を返してしまうことがありました。

先輩に対する言葉が的を射ていて面白いと目を付けた恩人は、千原ジュニアでした。「ざっくりハイタッチ」の番組内で「鬼越トマホークの喧嘩を止めよう」というコーナーとして採用したのです。千原ジュニアのセンスは流石ですね。

その後「ウチのガヤがすみません！」などの出演で、先輩芸人以外にも女優などのゲストにも炸裂させて話題になります。二人がケンカを始めると、止めに入った人に対して坂井が的を射た言葉を浴びせ、金ちゃんがフォローすると見せかけて、鋭く追い打ちの説明を入れるパターンが出来上がりました。

金ちゃんの父は歌手？

金ちゃんの本名は金野博和（きんのひろかず）、1985年11月6日生まれの34歳（B型）、

東京都板橋区出身。父は演歌歌手「KIN-CHAN」の顔も持ち、昭和47年に「浜みちひろ」としてデビュー。

実家が居酒屋「金ちゃん」で、最近はテレビで紹介されたり、芸能人も訪れたりして話題になっています。

坂井良多の実家は温泉

坂井良多（さかいりょうた）は、1985年12月27日生まれの34歳（O型）、長野県千曲市出身。ネタ作成担当。

スキンヘッドがトレードマークで、安田大サーカスのクロちゃんに間違われることもあります。祖先が地元で温泉を掘り当てたことで知られ、実家は「戸倉観世温泉」を経営しています。

松本人志の著書「遺書」がきっかけで、芸人になっていつか共演したいと夢を持ちます。8月に「ダウンタウンDX」で共演し夢が叶い、ケンカ芸を炸裂しました。鬼越トマホークのネタは今までにない独特なスタイルで、これからも様々な番組で魅力をアピールしてほしいですね。