公開日 2019年7月6日 最終更新日 2021年9月24日
老松の夏柑糖は、京都に住む人ならほとんどが知っているスイーツであり、和菓子です。夏らしさを感じたい、大切な人に届けたいと思った時にお勧めしたい夏柑糖。
老松というお店と、夏柑糖の魅力についてお伝えしていきましょう。
老松について
老松では、婚礼菓子や茶席菓子をメインとして、新しい菓子を生みだしています。伝統を大切にしながら、形や素材にこだわりを持ち、新しい息吹をふきこんできたのです。
菓子を通して、歴史文化を次の世代へと継承するために、努力をしているのが老松だと言えるでしょう。
日本原産の作物、そして古くから皆が食してきた素材に対して、注目をしながら菓子づくりをしているのです。
老松での文化事業
老松では、様々な文化事業をおこなっています。菓子づくりの講習会、京都の文化に関する講演、海外での茶会など。
菓子に限らずに、伝統文化の素晴らしさや魅力を伝えていくために、とても幅広く活動をしているのです。
菓子というものに対しても、神と人をとりもつ大切な食べ物として考えています。実際に人が集まるところには、文化が生まれるものですよね。
菓子を、人と人との間をとりもつコミュニケーションツールとして、とても大切な存在だと考えているのです。
夏柑糖について
夏柑糖は、販売期間が4月1日~初夏までで夏みかんがなくなり次第終了となります。見た目が爽やかなだけではなく、実際に食べてみるとちょうど良い甘さが印象的。
そしてしつこくない、とてもさっぱりとした風味も魅力です。スイーツと呼ぶべきか和菓子と呼ぶべきか難しいところ。
でも実際にこの夏柑糖は多くの人に愛されて、贈答品としても使用されているのです。老松と言う名前を聞くと、夏柑糖が心に浮かぶ人はとても多いでしょう。
一度食したら、また食べたいと思えるようなとても素晴らしい味と食感です。風情を感じたい時、ほっと一息つきたい時などに、食べてみたい一品ですね。
そういった大切にしたい存在があると、季節が楽しみになってくるもの。そして、季節を感じて幸せな気持ちにもなれるでしょう。
老松の店舗案内
北野店
北野天満宮東門前、団子発祥の地でもある、京都最古の花街。それが「上七軒(かみひちけん/かみしちけん)」にあるお店です。
さすが花街と思うような、京都らしい佇まいがとても魅力的です。和菓子づくり体験もしていますので、問い合わせてみてください。
住所:〒602-8395
京都市上京区家長屋町675-2
電話:075-463-3050
FAX:075-463-3051
営業時間:9:00~18:00
定休日:不定休
嵐山店
風光明媚、煎餅発祥の地にあるお店です。茶房では注文ごとに本わらび粉を練り上げる本わらび餅や、生菓子とお抹茶、ぜんざいなども食べることができます。
こちらのお店でも和菓子づくり体験ができます。
住所: 〒616-8385
京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町20
電話 : 075-881-9033
FAX : 075-872-2889
営業時間: 9:00~17:00
茶房10:00~16:30(L.O.16:00)
定休日: 不定休
その他の店舗は、大丸京都店やジェイアール京都伊勢丹、伊勢丹新宿店です。
※新型コロナウィルスの影響で、営業日時等が変更になる場合があります。
詳しくは各店舗のホームページをご確認ください。