カミナリの出身はどこでしょう。方言を使って、石田たくみが竹内まなぶに対し激しくツッコミを入れる「どつき漫才」スタイルが特徴的な、人気漫才コンビの「カミナリ」。
激しいツッコミは、信頼し合う二人の仲の良さがあってこそです。お笑いコンビ「カミナリ」について紹介しましょう。
カミナリ誕生
まなぶとたくみは保育園からの幼なじみ。茨城県東部の鉾田市出身です。たくみは小学校の時から祖父に芸人が向いていると言われ、芸人になりたいと思うようになります。
まなぶを誘うも中学時代には断られ、高校になって承諾。大学生活を満喫して、22歳の2011年にコンビを結成します。お笑い養成所に通いたくなく、直接芸能事務所を訪問。
2007年のM-1王者サンドウィッチマンに憧れ、グレープカンパニーにネタ見せして所属できました。最初のコンビ名は「ブッダ」。
好きなヒップホップグループが由来でした。しかし、宗教色を無くした方が良いとアドバイスされ、まなぶの母に付けてもらったコンビ名が「カミナリ」。強烈なツッコミのスタイルがピッタリのネーミングですね。
竹内まなぶ(本名:竹内学)、1988年9月16日生まれの31歳(O型)。ボケ担当。
早稲田大学政治経済学部中退。実家は鮮魚スーパーで魚さばきが特技。
石田たくみ(本名:石田拓海)、1988年7月6日生まれの32歳(B型)。ツッコミ担当。
帝京大学文学部教育学科を卒業し、英語の教員免許を取得。中学時代に全国大会出場したバスケットボールが特技です。
公式サイト:https://grapecom.jp/talent_writer/kaminari/
方言漫才をアドバイスした芸人は
ともにボケを希望し、じゃんけんで勝ったまなぶがボケになります。勝った方が頭を叩かれているというのも、お笑い冥利の「おいしい」なのです。
最初の頃コントをしていましたが、2015年のM-1グランプリ挑戦をきっかけに漫才をメインにします。標準語で漫才をしていましたが、事務所の先輩芸人「永野」のアドバイスで茨城弁を前面に出し、感情が入った漫才に変化。
2016年と2017年のM-1グランプリでは決勝進出を果たし、テレビ出演も増え全国で知られるようになり、ブレイクしました。
地元の茨城県をPR
茨城弁を漫才で使うも、地元ネタはあまり使いません。栃木の地元ネタをくり出すコンビ「U字工事」と差別化をしたい思いもあります。
3月30日に放送された「しくじり先生 俺みたいになるな!!」(テレビ朝日系)で、カミナリが地元の茨城を自虐的に笑いでPRしました。
たくみの実家はメロン農家であり、出身の鉾田市はメロン生産量が市町村で日本一。鹿嶋市はハマグリの漁獲量で日本一。牛久市の牛久大仏は青銅製立像として世界一の高さ120m。知られざる魅力が多いが、都道府県魅力度が低いと毎年話題になる茨城県。
茨城弁を前面に出してブレイクしたカミナリは、「コンプレックスは武器にできる」と自信を持って地元の魅力をPR。カミナリは茨城大使や鉾田大使を務めています。