公開日 2019年8月7日 最終更新日 2021年10月1日
お風呂場やキッチン、洗面所など。手間のかかるところをしっかりと掃除したつもりでも、何か物足りなさを感じたことはありませんか。
そんな時は蛇口を磨く、最終の仕上げが必要かもしれません。本来のピカピカの輝きは、意外なテクニックで簡単に取り戻せます。
蛇口は意外と汚れがついている!
シンク周りが、なんだか汚れて見える時がよくありますが、これは蛇口の輝きがないためです。普段はあまり気にしない部分ですが、蛇口には意外と汚れが残りやすいことをご存知でしょうか。
とくにキッチンは、料理中のハネや食器を洗う時の油汚れなど、色々なものが蛇口について輝きが失われてしまいます。
また蛇口には、白くくすみがかかる場合がありますよね。この汚れの正体は、水道水に含まれている炭酸カルシウムやカルキ、マグネシウムなどです。
しばらく放置し続けてしまうと、軽くスポンジでこすっただけでは落とせない、かなり頑固な汚れになります。
クエン酸を使って蛇口を磨く!
蛇口を磨く際ですが、あまり刺激の強い薬品を使うと、水を飲む時に少し不安になりますよね。そんな時でも安全性が期待できるのが、クエン酸です。
用意するものは水200ccとスプレーボトル、歯ブラシ、そして要らないストッキング。スプレーボトルに水とクエン酸小さじ1杯を、よく混ぜて準備しておきます。
蛇口にクエン酸液をスプレーして、ストッキングで靴磨きをするように、左右に引っ張りながら蛇口を磨くことがコツ。
ストッキングの代わりに、要らないタオルなどを使ってもよいでしょう。細かいパーツ部分は、歯ブラシを使って綺麗に仕上げてください。最後は雑巾で水拭きして、乾拭きしたら完成です。
石鹸カスは重曹をプラスする
洗面所やお風呂場の蛇口には、皮脂や石鹸カスなどの酸性の汚れがつきやすくなります。このタイプの汚れはクエン酸だけでは綺麗にならないので、アルカリ性の重曹をプラスしましょう。
キッチンも同様に、ミネラルの汚れなのか石鹸カスなのか、正確な判断できない時にクエン酸液と重曹を混ぜたものを使うと便利です。
その場合の磨き方ですが、まず重曹を蛇口に振りかけて、その上からクエン酸液をスプレーします。二つの成分が反応し、炭酸ガスでシュワッと泡が立ちますので、その後でスポンジなどで磨いてください。
目立たないところが掃除のポイント
蛇口を磨いたほうがよいということは、掃除中はあまり気がつかない内容かもしれません。
しかし本来は輝きを放つ部分ですから、つい忘れてしまう目立たないところこそが、綺麗に掃除を仕上げるコツに。毎日輝く蛇口を見ると、気持ちまですっきりとしてきます。