クレイジーケンバンド「観光」の歌詞の意味と曲から感じるメッセージ
- 2023/9/21
- 音楽
- クレイジーケンバンド, 意味, 歌詞, 観光
公開日 2023年9月21日 最終更新日 2023年10月16日
クレイジーケンバンド「観光」の歌詞の意味は、アルバムに先駆けて先行配信された曲なので把握しておきたい人も多いのでは。
通算23枚目のアルバム『世界』からのリードトラックが「観光」です。では今回はクレイジーケンバンド「観光」の歌詞の意味、そして曲から感じるメッセージについて一緒に見ていきましょう。
カンボジア旅行をした際に
クレイジーケンバンド「観光」は、横山剣がカンボジアを旅行した時にメロディーやサウンドが浮かびそれをベースに制作された楽曲です。
このため異国感に溢れていて、とても魅力的な作品になっているのでしょう。Park君(gurasanpark)&CKBとで作り上げていった曲です。
MVについて
クレイジーケンバンド「観光」のMVについては、VIDEO君(VIDE0TAPEMUSIC)が担当しています。
アジア方面を旅行すると、なぜか懐かしさを感じる時がありますよね。これを映像にて表現しているのです。
それができているので、仕上がりは想像以上に素晴らしいものに。本来のロケ地は横浜や羽田周辺などですが、まるで他の国の星のような幻想的な雰囲気になっているのです。
「観光」の歌詞の意味について
まどろんでいるうちに、夜明けの気配を感じたのです。紫色の雲がちぎれていく、この光景。珈琲やCA、更には世界の言語を感じながら。
機内のシートに吸い込まれるように思うこの時間。バカラックや目眩のするような音楽を聴きながら甘い記憶を辿るのです。
遠いあなたの存在、そして夏の声が心に浮かんでくるのでしょう。この心には触れないようにして、ただ時間は虚ろに過ぎていくのです。
どうか泣かないでほしい。宇宙の銀河そして惑星、世界の何処かにある空と海。このような行き当たりばったりの人生の観光、これは今後も続いていくのでしょう。この薄暗い森を抜けたとしたら、更に進んでいけるだろう。
いつかは桜の木の下かもしれない、もしくは宇宙の暗闇だろうか。限りない漆黒に近いこのブルーが、無色透明に変わる時がきっとくるのです。
歩き疲れたと感じる、デコボコした道の上を歩くと木の根が飲みこんでいるように。花弁が美しく舞って振り向いた時に、あなたという存在がいるように感じたのです。
古代遺跡が見下ろせる風の強い丘に佇んでみると、頬を染めるのは亜細亜の美しい夕陽。サムソナイトを開けてみると、スパイシーな香りがするのです。そしてずっと音楽は回りつづけるのでしょう。
甘い記憶が蘇る、遠いあなたの存在そして夏の声。心に触れないままで、虚ろな時間がただ過ぎていくのです。泣かないで、どうか泣かないで。
これから仕事に戻るというのに、いつもの日々が待っているのに。とてもよく晴れた昼下がりには、カマロに乗って思いきり走りたい気持ちがあるのです。
支離滅裂なのだろうか、でもきっと自分でもきっと次のステップを踏めるから。いつしか桜の木の下、もしくは宇宙の暗闇に行くのだろう。
ここには限りなく漆黒に近いブルーがある、これが無色透明に変わるまできっと人生の観光は続くのです。
熱さや切なさ浮遊感のある曲に
これから何が始まるのだろうと思うような興味深いイントロ。そして実際に歩んでいきたい思いになるのです。
人生を観光する、それはきっとこのような感じなのでしょう。自分の中でどんな風にも変えていけるものかもしれない。
旅の間には思い出して切なさを感じる出来事が、自身の頭や心に浮かぶ時も。自分にとってのそれは何だろうと思いながら、心を遊ばせるようにして聴くことができる曲です。
本来はどこかに旅行に行かなくても、日々を観光として過ごしていけるのかもしれない。でもそれに気づかずに、時が過ぎていくこともあるでしょう。
この曲を聴くと異世界に連れてきてもらえたような不思議な気持ちになるので、とても素敵な時間になるはずです。
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