公開日 2023年10月5日 最終更新日 2023年10月16日
LONGMAN「spiral」の歌詞の意味については、TVアニメのOPテーマでもあったため興味深いと思う人も多いのでは。
アルバムの発売にも期待が高まります。では今回はLONGMAN「spiral」の歌詞の意味、としてTVアニメとの関連性について迫っていきましょう。
アニメについて
LONGMAN「spiral」は、TVアニメ『無職転生Ⅱ ~異世界行ったら本気だす~』のOPテーマです。
2012年から小説投稿サイト「小説家になろう」で連載が開始され、絶大な人気を誇る“なろう系ラノベのパイオニア”作品のTVアニメ化作品。
多くの作品が生み出されている「異世界転生系ラノベ」「なろう系小説」の先駆者的作品です。幅広いファンを獲得している、当ジャンルの代表作と言えるでしょう。
働かずに他人と関わらず、ゲームやネットに明け暮れる34歳の引きこもりニートの男性。でもある日交通事故に遭ってからその瞬間、剣と魔法の異世界に生まれ変わり赤ん坊として転生するのです。
少年として生まれ変わった男性は、「今度こそ本気で生きていく」と決めて歩んでいくのです。ここから壮大な冒険が描かれていくことに。2021年には第1期が放送、そして2023年7月から第2期が放送されました。
アルバムについて
「spiral」をリードに2023年10月4日に、メジャー2ndフルアルバム『10/4』をリリースしました。約3年半ぶりのフルアルバムとなります。
【初回生産限定盤(CD+DVD)】と【通常盤(CD)】の2種類。こちらについてもぜひチェックしたいですね。
「spiral」の歌詞の意味について
地図を描いた、でもそれを引き裂いてしまったのです。だから世界はあの時から変わっていない。
そしてまた誰かのせいにしてしまった、嫌になってしまうと言いながら。このまま何かを待つフリを続けるのか、それともやり直すことができるのでしょうか。
どこまでも果てしなく行けるように感じたのです。あの時の自分さえ探るように思えるぐらい。これは大人になったからではない、きっと変われた自分がいるのでしょう。
あと少し勇気があれば、変えられた明日はあったのです。このことにさえ気づけなかったあの日。そんな曖昧な時が何度あったのだろうと振り返るのです。
結んだ糸を解いてみると、世界はあの日のままで変わっていない。そしてまた繰り返してばかりになる、嫌になってしまうのです。
身勝手な夢を持ち、自分自身を砕いて一体何がしたいのだろう。いつかこの闇をどうか切り裂いてほしい。
自分たちの正義、これは誰かにとっては邪魔なものかもしれない。でも仕方なかったとかそんなことではないのです。
あと少しだけ強くなれたのなら守ることができる明日がある。全てが変わったと感じる夜でも、またここから始めようと笑い合えたらいいのに。
捻くれた感情に対して、出てこないでほしいと願うのです。なぜなら変わることができたから。
こんな感情に別れを告げて、自分は大切な人にとって誰かにとっての明けない夜の消えない星になりたい。でもなりたかったけれど、これができない。だから自分たちはこのままなのです。
あと少しだけでいい、勇気があれば変えられる明日はそこにあったはず。でもこのことにさえ気づけない自分がいたのでしょう。そんな日を繰り返したくない思いがあるのです。
いつまでもなんて、きっと世の中にはないのです。終わってゆく前に、一歩だけ踏み出してみたのです。受け入れてそして祈りながら。
穏やかに心に染みる曲に
心にスッと入ってくるとても魅力的な曲になっています。自分がどうしたいのか、そしてどうすればいいのかについて模索をしているのでしょう。
でもこうしている中できっと見つかるものがある、既に見つけているのかもしれません。動くことがとても大切、何事もないような日常であっても。
進んでいける自分だと信じているのです。歌詞の内容がアニメの世界とリンクしているので、共に浸り深く入り込んでいくことができると感じられるでしょう。
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