公開日 2023年7月24日 最終更新日 2023年10月16日
キタニタツヤ「青のすみか」の歌詞の意味については、TVアニメのオープニングテーマでもあるため興味深いと思う人も多いですよね。
キタニタツヤの表現する世界とアニメが、どのようにリンクされているのでしょうか。ではキタニタツヤ「青のすみか」の歌詞の意味と、アニメとの関連性について詳しく見ていきます。
TVアニメ主題歌として
キタニタツヤ「青のすみか」がオープニング曲になっているのは、アニメ「呪術廻戦」「懐玉・玉折」です。
7月6日から8月3日まで、「懐玉・玉折」を全5話にわたって放送されます。その後、8月10日、8月17日の2週にわたり、特別番組となる閑話(前編、後編)を放送。
閑話前編は「懐玉・玉折」第1話~第5話、『劇場版 呪術廻戦 0』の映像、閑話後編はTVシリーズ第1期の映像に、それぞれ新規ナレーションを加えて再構成した番組に。8月31日からは「渋谷事変」がスタートするためとても興味深いですね。
あらすじについて
2018年6月、両面宿儺を己の身に宿した虎杖悠仁。2017年12月、祈本里香の呪いを解いた乙骨憂太。
そして更に時は遡り2006年(春)。高専時代の五条 悟と夏油 傑。呪術師として活躍し、向かうところ敵のない2人の元に、不死の術式を持つ呪術界の要・天元からの依頼が届きます。
依頼は2つ。天元との適合者である”星漿体せいしょうたい” 天内理子、その少女の「護衛」と「抹消」。
呪術界存続の為の護衛任務へと赴くことになった2人ですが、そこに伏黒を名乗る”術師殺し”が”星漿体せいしょうたい”を滅ぼすために介入することに。
後に最強の呪術師と最悪の呪詛師と呼ばれる五条と夏油、道を違えた2人の過去が明かされるのです。
5人のキャラクターについて
アニメ「呪術廻戦」2期で登場する、5人のキャラクターの設定画が公開。1期でも登場した五条、夏油、家入硝子(いえいり しょうこ)は高専時代の姿です。
そのほか2期で初登場となる天内理子、伏黒甚爾(ふしぐろ とうじ)のビジュアルも解禁。なお天内と甚爾の声優は2023年3月25日に発表されています。
「青のすみか」の歌詞の意味について
ずっと続いていくように感じていた青い季節。そして2人の目の前を遮るものは、何もないのです。
アスファルト、蝉時雨を反射しながらきみの沈黙が聞こえなくなる。日々が色褪せるとしても、僕と違う大切な存在の匂いを知ったとしても。
置き忘れてきた永遠、その底には今も青が棲んでいるのです。そして今でも青が澄んでいると感じられるのでしょう。
どんな祈りの言葉でさえも、近づけるために届かなかった。まるで静かな恋のように、頬を伝った夏のような色のなかで。大切な存在を呪う言葉は、今も喉の奥にあるままなのです。それは、また会えることを確かめたい言葉。
昼下がりには、じめつく風が吹くそんな季節。想いを馳せるのはまだ何者でもなかった自分たちの姿。
全てを分かち合えたと、そう思っていたのでしょう。でもあの日から、きみとは違う自分という呪いが肥っていくと感じるのです。
きみの笑顔の奥には憂いがある、見落としたことをとても悔やんでいるのです。咲いても徒花として咲き、散るきみに向けて別れを告げよう。
今も青が棲んでいるのです。そして今でも青は澄んだまま。どんな祈りの言葉でさえも、近づくために届けられなかった。
それは静かな恋のように頬を伝った夏のような色の中で、きみを呪う言葉はまだ喉の奥にあるのでしょう。
また会えることを確認したい、でも声にならない声だと感じるのです。まるで限り無く誇張していく銀河の星の粒、そして指の隙間を零れたのでしょう。
アニメと楽曲とのリンクについて
視界を遮るものなど何もない、だからきっとどこにでも行ける。でも自分と大切な人は、どんなに近くにいたとしても、同じ未来を見据えているように思っていても異なる存在だと知る日がきたのです。
あやまちに対して、二度と触れられない喪失に打ちのめされた時。春のかけがえのない記憶を時々取り出しては眺める、そして甘い追想の色にも苦い後悔の色にも映るもの。
これが大人になった後には心の杖になる、そのようにして歩いてきた人間の歌だとキタニタツヤは語っています。
実際にアニメとのリンクを感じる部分がとても多いので、楽曲と共にこの世界に入り込んでいきたいですね。
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