「落ちて溺れて」の最新刊については、今後欠かさずチェックすることが求められるでしょう。こちらは講談社・デザートにて連載中の少女漫画で、恋を知らない主人公を巡る三角関係を描いた作品です。
今回はそんな「落ちて溺れて」の最新刊の内容や、登場人物の魅力的なポイントについてお伝えしていきますね。
あらすじについて
主人公・天満帆夏(てんまほなつ)は、高校二年生になったばかりの少女。訳あって新学期の初めての登校がかなり遅れてしまい、もう4月も半ばです。
そんな彼女は、幼なじみ・山路冬馬(やまじとうま)ととても仲がよく、学校でもそれ以外でもよくやりとりをしていました。
そのため、周囲から「二人は付き合っているのではないか」と噂され、二人でいるだけで注目されるようになってしまったのです。
面倒見のいい女友達・秋音(あきね)にも指摘され、気にしていた中、帆夏の通う学校にある人が現れました。「見た目が怖い」と女子生徒からも避けられる転校生・立花春(たちばなしゅん)は、確かに怖そうなタイプです。
「仲良くなってみたい」と奮起していた帆夏でしたが、目つきが悪く素っ気ない春を見ていると、どうしていいかわからなくなってしまいました。
そして昼休みの時間になり、購買部を訪れると、なんと工事中であることが判明。あたふたしていると、幼なじみの冬馬が貰い物のパンなどをお裾分けしてくれたのです。そこで帆夏がどうしても気になったのが、あの転校生の姿でしたが…。
登場人物について
「落ちて溺れて」は、爽やかな青春を描いたラブストーリーとなっていますが、まず主人公の帆夏が魅力的であることが特徴。
同級生の女子生徒たちが、転校生について根も葉もない噂話をしている時に「憶測で話をするのはよくない」とまっすぐ指摘することができるタイプです。
そんな帆夏なので、幼なじみ・山路冬馬がいつも気にかけ、思いやりを持って接してくれるのかもしれません。また「怖い」「問題を起こして逃げてきた」などと噂される転校生・立花春にも精一杯の心で話しかけ、名前を聞くことができました。
ただその後、どの辺りに引っ越してきたのか、他愛ない話の一環として聞いただけなのに、悲しくも突っぱねられてしまいます。
優しく人気者な幼なじみ・冬馬と、冷たい態度の転校生・春。どちらにもまだ隠された素顔がありそうで、読んでいる側としてはドギマギしてしまいますね。
気になる「名前の共通点」
「落ちて溺れて」の登場人物の名前には、それぞれ季節の名前が入っていることが特徴。それが今後どういった形で作用するのか、既刊1巻の「落ちて溺れて」においては特に考えどころです。
また主人公の帆夏自身は、幼なじみの冬馬にときめいてしまいそうな日々が続いていて、このまま恋に進めたらと思っていました。
そんな中で現れた、冬馬とは真逆のタイプの転校生。
帆夏にとっての初めての恋を、まるで友人や同級生のような気持ちで、あたたかく寄り添いながら見守っていきたいですね。
公式ページ:https://go-dessert.jp/kc/ochiteoborete/