公開日 2021年3月19日 最終更新日 2021年3月28日
中村倫也がドラマで主演し、4月にいよいよスタートします。2020年に出演したドラマ「この恋あたためますか」では、森七菜の相手役として大きな反響でした。
今やドラマに映画、CMなど引っ張りだこの人気俳優ですが、遅咲きの俳優のひとりとして取り上げられることもあります。中村倫也について紐解いてみましょう。
4月にスタートする主演ドラマ
2021年4月5日(月)よる11:06にスタートするテレビ東京系列のドラマ「珈琲いかがでしょう」で、中村倫也が主演を務めます。「タコ珈琲」という移動珈琲店が幸せを運ぶ、心温まる物語です。
原作マンガの主人公である店主の雰囲気や佇まいが、中村倫也を連想するという声が多く寄せられました。マンガファンからの実写化要望にこたえる形で、中村倫也がキャスティングされることになったのです。
共演は磯村勇斗や夏帆で、毎週珈琲店を訪れるゲスト出演者もとても豪華なラインナップで、楽しみにしましょう。動画配信サービスの「Paravi」や「ひかりTV」でも視聴できる予定です。
芸能界入りのきっかけは?
中村倫也(本名:中村友也)、1986年12月24日生まれ、東京都出身です。小学生からサッカー少年でした。高校もサッカー強豪校に入りますが、競争が激しく楽しむサッカーができないと数カ月でサッカー部を退部。
その頃に転機となる出来事がありました。高校1年生の時に、友人の知人が芸能事務所関係者で、たまたま写真を見て中村倫也に興味を示し、紹介してほしいとスカウトされました。
写真を見てスカウトした人は、当時芸能事務所で働いていた江川卓(元プロ野球選手)の娘さんなのです。
サッカーを辞めた後だったので、軽い気持ちで俳優の養成所に入り、演技を学びました。
公式サイト:https://topcoat.co.jp/tomoya_nakamura
デビューから長い下積み
高校3年生の冬、2005年のドラマ「H2〜君といた日々」で俳優デビューしました。ダンカン初監督映画の「7人の弔い」で映画デビューもします。この頃は、本名の中村友也での活動でした。
大学に進学しますが、2005年秋のNHK連続テレビ小説「風のハルカ」に抜擢され、大阪での撮影が長期間続くこともあり、大学を中退し、俳優として進む決意をしました。
しかし、ブレイクするには至らず、長い間地道な俳優人生が続くことになります。オーディションにもなかなか受からず苦労もしました。アルバイトをしながら、舞台演劇で経験を積み、演技を磨きました。
遅咲きのブレイク俳優
ブレイクのきっかけとなったのは、31歳の時でした。2018年のNHK連続テレビ小説「半分、青い。」での好演で、知名度が一気に上がりました。
次々と主要キャストに抜擢される人気俳優になっていきました。優しい人柄と人当たりの良さも人気の理由でしょう。地道に頑張っている若手俳優たちの励みにもなりますね。