冬の北海道のイベントといえば「さっぽろ雪まつり」をはじめとする、大きな雪像や輝く氷像の数々。暖冬の影響で記録的な雪不足というニュースを、年が明けたことからよく見聞きするようになりました。
道内ではすでに中止や変更を、余儀なくされたイベントも出ているそうです。雪を大量に必要とし、開催が心配な「さっぽろ雪まつり」「旭川冬まつり」をご紹介しましょう。
第71回 さっぽろ雪まつり(開催期間:2/4~11、つどーむ会場は1/31から開始)
期間中約270万人の人が訪れる、日本有数の一大イベントです。今年は雪不足のため、遠方からの運搬が必要であり、例年の2倍120台のトラックを使って、雪の調達を急いでいるそうです。
なんと5トン積載のトラックで、6千台分の雪が必要なのです。およそ1か月かけて、たくさんの雪像など準備が進められます。
自衛隊など多くの方々の力の結集、ONE TEAMで、今年も壮大で美しい雪まつりを見ることができます。とても楽しみですね。
公式サイト:https://www.snowfes.com/
大通会場(2/4~11)
1.5kmの大通公園に大雪像など、いくつもの芸術作品が並びます。大きくて精巧な作りに驚かされることでしょう。食の広場では北海道ならではの美味しい食べ物に、お腹も満たされ大満足。
さっぽろテレビ塔からの眺めや、アイススケートも楽しめます。夜も22時までライトアップされ、プロジェクションマッピングや光の演出がとても綺麗でおすすめします。
すすきの会場(2/4~11)
札幌の繁華街すすきのの会場は、「氷を楽しむ」がテーマになっています。60もの氷像が幻想的な世界を作り出します。イルミネーションやライトアップで煌めく氷像が楽しめます。ライトアップは23時(最終日は22時)までです。
つどーむ会場(1/31~2/11)
東区栄町のつどーむでは、屋外と屋内の会場があり、雪や氷と楽しめるアトラクションがいろいろとあり、子供たちに大人気です。
屋内会場には、小さなお子様も安全に遊べる遊具もあります。ご家族そろって雪の遊園地で思い出を作りませんか。
第61回 旭川冬まつり(開催期間:2/6~11)
さっぽろ雪まつりほど全国的には知られていないかもしれませんが、旭川冬まつりも約100万人が来場するおすすめの大イベントです。
公式サイト:https://www.city.asahikawa.hokkaido.jp/awf/
メイン会場は旭橋河畔会場で、幅140mの超巨大雪像は、東京オリンピック・パラリンピックをテーマにして作られ、旭川のゆるキャラ「あさっぴー」も雪像になって登場します。
毎年芸能人がゲスト出演するイベントも大人気です。なんと今年は「りんごちゃん」がものまねを披露します。アクティビティは、100mの滑り台や雪の巨大迷路など雪や氷で遊べるエリアです。
平和通買物公園会場では、氷彫刻世界大会が開催され、個人と団体で競われる公式の国際大会です。46作品が製作される予定で、期間中展示されます。夜のライトアップは輝きを増してきれいです。
旭山動物園では、「雪あかりの動物園」が開催され、人気の動物園がいつもと違った雰囲気で楽しめます。