Mrs. GREEN APPLE「ナハトムジーク」の歌詞の意味と映画の主題歌としての魅力
- 2024/2/2
- 音楽
- Mrs. GREEN APPLE, ナハトムジーク, 意味, 歌詞
公開日 2024年2月2日 最終更新日 2024年2月2日
Mrs. GREEN APPLE「ナハトムジーク」の歌詞の意味については、映画の主題歌にもなっているのでとても注目されています。
Mrs. GREEN APPLEの高い歌唱力と表現力により、新曲も素晴らしい仕上りになっているでしょう。
では今回はMrs. GREEN APPLE「ナハトムジーク」の歌詞の意味、そして映画との関連性について詳しくお伝えしていきます。
主題歌となる映画について
Mrs. GREEN APPLE「ナハトムジーク」が主題歌となる映画は『サイレントラブ』です。この映画のために書き下ろされた楽曲となります。
『サイレントラブ』は、映画『ミッドナイトスワン』で日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した内田英治監督がオリジナル脚本で描く作品ということも、注目したい情報ですね。
映画の内容は、ある出来事をきっかけに声を発することをやめた主人公の青年と、目が不自由になり夢が途絶えかけている音大生の女性の2人が静かに思いを紡いでいく切ないラブストーリーになっています。
MVについて
Mrs. GREEN APPLE「ナハトムジーク」のミュージックビデオは、Mrs. GREEN APPLE史上もっとも美しいと言える仕上りになっています。
フルCGで描かれた美しい世界観と、メンバーの鬼気迫る表情にもぜひ注目したいですね。
「ナハトムジーク」の歌詞の意味について
胸の痛みが喉を伝って聲にならないと感じるのです。夜の帷に優しくいたい思いがあり、素直でも在りたい気持ちがあるのでしょう。
でも僕たちはヘタクソに生きているのです。駄目でもいいだろうか、そして弱くてもいいだろうかと聞きたいのです。どうか教えてほしいという思いがあるから。
抱きしめて幾通り、いつも通り強く酷く。触れ合えばわかることがあるのでしょう。愛されたい思いがあるのですが、いつも通りに間違いばかりの今日をまず愛そう。これが理想ではあるのです。
狂おしく頬を擦り寄せそして歌を唄うのです。暗闇の中の光が傷跡に染みていると感じていても。
矛盾こそが生き抜く為の美だと感じるのでしょう。抱きしめてあげてほしい、たとえ虚ろな日々であっても。
乱した呼吸を整えてみよう。そうすれば愛されたいという思いは報われるのだろうか。手を取り微妙な風に揺られてみよう。無茶苦茶なこの世界でも愛してみようか。
塵のようなものなのでしょう。勝手に積んできたものだとしたら、いつの日か崩れたとしてもきっと誰のせいでもないのです。
むしろ正常なことだと確認をしたいのです。全て無駄に思えたとしても君は正しいから。研ぎ澄ましてほしい気持ちがあるのでしょう。
抱きしめるから、幾通りそしていつも通り強く柔く。確かなものではないので、触れ合ったとしてもボタンはズレていくのです。それでも愛したい気持ちがある。最期まで信じたい思いがあるのでしょう。
見事だと感じるのは、また間違えて履き違えていくということ。不器用だからこそ愛しいボンクラ、そして等しい自分たちだと感じるのです。
Mrs. GREEN APPLEのコメント
Mrs. GREEN APPLEはこの曲について、「人を思うとは、過去を背負うとは、幸せを描くとは、とても普遍的で綺麗事でない題材だと、まず思いました」とコメントをしています。
そして「恋をするって、愛に気付かされるって、残酷ながら美しく、素敵なことだなと改めて感じることができる、そんな作品だと、僕らは思います」と伝えているのです。
実際に日常の中の出来事について当たり前のように思う時があったとしても、大切にしていきたいと感じられるものもあるでしょう。
とても美しく心に響く曲に
聴いていると心が透き通るように思える、本当に素晴らしい楽曲だと感じます。そして大切なメッセージを丁寧に伝えてくれているので、これにより心に響いてくるのでしょう。
モヤモヤした時には、この曲を聴くことにより心が澄んでくるのを感じる人が多いはずです。
心に寄り添いながら、近くにいてくれるように思える優しさも表現されているでしょう。
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