公開日 2024年3月14日 最終更新日 2024年3月14日
「クラメルカガリ」と「クラユカバ」がこの春2作品同時公開となる予定です。「クラユカバ」は、アニメーション監督・塚原重義氏による初のオリジナル長編アニメ。
その後、スピンオフ作品として制作されたのが「クラメルカガリ」です。そこで今回は、こちらの2作品の概要やストーリーについて詳しくご紹介していきますので、一緒に見ていきましょう。
「クラユカバ」のストーリー
「クラユカバ」は、2023年に制作された長編アニメーション作品です。二度のクラウドファンディングで資金を調達し、2021年に本編の冒頭15分を「序章」として先行公開します。
その後、2023年に本編の完成に合わせて「第27回 ファンタジア国際映画祭」への正式出品が発表されました。こちらの映画祭で長編アニメーション部門観客賞金賞を受賞し、小説家・成田良悟氏によるスピンオフ作品「クラメルカガリ」も制作されたのです。
この春、いずれも劇場で楽しむことができるように。主人公・荘太郎(そうたろう)は探偵で、親から継いだ「大辻探偵社」を構えながらものんべんだらりと自堕落な日々を過ごしていました。
そんなある日、なじみの記者である稲荷坂(いなりざか)の依頼で謎の集団失踪事件の調査を請け負うことに。ところが、その直後に子飼いの情報屋・サキが地下の怪しげな集団・福面党にさらわれてしまいます。
荘太郎は、この尋常でない事件を解決する手掛かりを求めて、街の地下に広がる領域「クラガリ」へと降りていきます。ここで荘太郎が出会ったのは、不思議な装甲列車・ソコレ四六三と、その指揮官であるタンネでした。
彼らの運命はどのような物語を描くのか、そして幸せな結末を迎えることはできるのでしょうか。
「クラメルカガリ」のストーリー
「クラメルカガリ」は、「クラユカバ」のスピンオフ作品として成田良悟氏をシナリオ原案に迎えて制作されたアニメーション映画です。主人公・カガリは、零細採掘業者がひしめく炭鉱の町「箱庭」で生まれ育った少女。
彼女は、日々変化していく町並みを地図に書き留める「箱庭紡ぎ」を生業としています。そんなカガリの幼なじみ・ユウヤは、迷宮のような箱庭から脱却することを夢見ているのでした。
昨今、この町で頻発するのは不思議な陥没事故。暗雲が徐々に二人の日常へと近づいてきます。町の未来と住民の生活はどうなってしまうのか、怪異に立ち向かう主人公たちの姿に心を動かされます。また、「クラユカバ」のストーリーとどのような形で結びつくのかもとても気になりますね。
豪華声優陣も魅力のひとつに!
「クラメルカガリ」と「クラユカバ」は、2024年4月12日(金)に公開される予定です。同時公開であるため、同日に続けて観ることによりレトロで幻想的な世界観をたっぷり楽しむことができるでしょう。
また、「クラユカバ」の主人公・荘太郎のキャラクターボイスを六代目 神田伯山が、タンネを黒沢ともよが、サキを芹澤優が担当しています。
さらに「クラメルカガリ」でも、主人公・カガリのキャラクターボイスを佐倉綾音が、ユウヤを榊原優希が、ミステリアスな飴屋を悠木碧が担当。
これまでにもあらゆる作品でキャラクターに命を吹き込んできたプロフェッショナル、さらに政友界以外にもその名を轟かせている人も起用されています。
ハラハラするシーンもありますが、どこかホッとして感情移入してしまう独特の世界観が「クラメルカガリ」と「クラユカバ」の魅力です。
最近刺激が不足している、しばらく映画鑑賞をしていないという人も、ぜひこの機会に劇場に足を運んでみてくださいね。
「クラメルカガリ」公式HP:https://www.kurayukaba.jp/kuramerukagari/
「クラユカバ」公式HP:https://www.kurayukaba.jp/kurayukaba/
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