
公開日 2025年4月26日 最終更新日 2025年4月26日
石崎ひゅーい「HERO」の歌詞の意味については、ドラマ主題歌でもあるため深く知っておきたい内容ですね。
では今回は石崎ひゅーい「HERO」の歌詞の意味、そしてドラマ主題歌としての魅力を詳しくお伝えしていきましょう。
主題歌となるドラマとは
石崎ひゅーいの新曲「HERO」は、4月クール新ドラマ『いつか、ヒーロー』の主題歌です。楽曲は2025年4月13日(日)にデジタルリリースされました。
『いつか、ヒーロー』は、20年間消息不明だった謎の男が夢を失くした若者達とともに、不条理な世の中を変えていく内容です。
主役の桐谷健太が演じるのは、児童養護施設の職員の赤山誠司です。恵まれない環境で育ちながらも将来の夢や希望を抱いている子ども達の姿を見て、確かな未来を信じていました。でもある事情をきっかけに赤山は突然、消息を絶ってしまうのです。
その後20年してから再び帰ってきた赤山が目にしたのは、夢や希望を失って絶望の淵に立つ、変わり果てた姿の5人の教え子たちの姿。
全てを失った赤山と、生きづらい世の中に諦めを感じている5人のアラサー男女。20年ぶりに再会した恩師と教え子たちは、ぶつかりながらも絆を深めていきます。
やがて彼らは世代を超えて手を組むことになるのです。そして巨大権力を相手に立ち向かっていく勇気と愛の物語でしょう。
「HERO」の歌詞の意味について
希望も優しさも今ではもう思い出になったように感じるのです。応えてほしい気持ちがあるのです。僕はどのように映っているのでしょうか。
まるで殴り書きの夢のように感じるのです。知らない間に淀んでしまったストーリーがあるのでしょう。
いつから自分は脇役になったのだろう。臆病者の言う通りに滲んで消えたワタリドリのように思うのでしょう。まだ間に合うと思わせてくれる4月の風が吹くのです。
僕はヒーローになりたい、でもなれないのです。いつの間にかたくさんの存在を傷つけてしまったのでしょう。
君のヒーローになることができない。何度も空を仰いでみたのです。独りよがりの夜の帷に錆びた鎧を脱ぐのでしょう。
まだ幼い愛しさでも大切な君という存在を守りたいのです。きっと未来はそっぽを向くようなことはないでしょう。本来はもっと簡単だと思っていたのです。でも世界はきっと最後にはチャンスをくれるのでしょう。
そうやって耐えて散らかした毎日だとしても、いつかいつかと願い続けてきたのです。後片づけをする暇もなく、こうして日が暮れてしまうのでしょう。
気が遠くなってしまう、でもここにいるのです。出会ってみたい本当の自分に。分かってほしい思いがあるのです。この胸でどうか光ってほしい。
いつかヒーローになりたくて、悲しみを分け合い優しさだけでは誰も教えてくれない。でも君のヒーローになりたいのです。
どんなに叫んだとしても、抱きしめていく痛みもあるのでしょう。そんな本音を吐いたのです。確かなのはたったひとつ。僕がここにいるということなのです。その柔らかい眼差しの中に、僕たちは夜明けを見ることができるのでしょう。
石崎ひゅーいコメント
曲に対して石崎ひゅーいは「「HERO」というタイトルに決めるのにはとても勇気が必要でした」「とても大きなテーマに思えたし、これまでも沢山のアーティストが描いてこられた題材だったからです」とコメントをしています。
「でも、それと同時に難題に立ち向かうチャンスだとも思いました」「主人公・誠司の生き様や熱量や思いを感じ、葛藤や願望を一体どんな言葉で表せばいいか、最後の最後まで何度も書き直した僕なりの「HERO」が、このドラマと一緒にいつか誰かの「ヒーロー」になれたら、何より幸せです」と熱く話しているのです。
人間らしさを感じる魅力的な楽曲に
優しさだけでは救えないこともあるのです。臆病な自分を傷つけてしまった過去もあるのです。
このような人間らしさを引き受けたうえで、ここにいるとの思いがあるのでしょう。この曲を聴くことで、「ありのままの飾らない自分でいよう」と思える可能性があるのです。
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