『ギャルと恐竜』というアニメは、2020年春から放送されている作品です。アニメーションと実写パートに分かれ、ストーリーが進んでいくという新感覚コメディ。
原案は森もり子が担当しており、原作コミックはトミムラコタが作画しています。今回は『ギャルと恐竜』のアニメがどのような内容なのか、興味深い情報についてご紹介していきましょう。
ギャルと恐竜のあらすじ
主人公のギャルは、楓という22歳の女性。コンビニでアルバイトをしていて、ある日お酒を飲んだ勢いで恐竜を連れ帰ってしまい、翌朝に気づいて戸惑ってしまいます。
しかし楓は、あまり悩みを抱えないあっけらかんとした性格。「これから恐竜とルームシェアしていこう」と思える順応性もあり、早速恐竜に食べ物を与えることにします。
食卓に猫缶を出すと、怪訝そうな態度になる恐竜。楓の食べようとしているカップラーメンを見つめ、食べたいことを目で訴えかけています。
恐竜の好物がカップラーメンだと発覚したのがこの日。ギャルの楓はスマホで恐竜について検索してみるのですが、なかなか情報が載っておらず苦戦してしまいます。
一緒に暮らすために必要な情報を得られないまま、恐竜とルームシェアしていくことに。トラブルが起こらないかどうか心配ですが、楽しい日々になりそうな予感がしますね。
登場人物とキャストについて
『ギャルと恐竜』に出てくるのは、どのようなキャラクターなのでしょうか。まず主人公の楓は、突然恐竜と暮らし始めたギャルです。
悩むことが少ない性格で、面倒見がよいところが特徴。また実写パートでは「8467」と書いてやしろななというタレントが演じています。
8467は、現在株式会社プラチナムプロダクションに所属しているタレントで、モデルとしての活動も行っています。『ギャルと恐竜』のアニメには楓と恐竜だけでなく、楓の友人である山田なども登場するもの。
山田は楓の家をよく訪れる女性で、ボブヘアと涙ぼくろが魅力的な雰囲気です。そして楓がアルバイトをしているコンビニの先パイは、楓を怖がっているという公式HPでの記載も。
他にも翔太という楓の元カレなどの登場人物が印象的です。
原作者が影響を受けたのは…
原作コミックの作画を担当したトミムラコタは、「パーマン」「ドラえもん」「キテレツ大百科」などを手がける藤子・F・不二雄のファンだといいます。
人間と人外が生活を共にするところは『ギャルと恐竜』と藤子・F・不二雄の代表作品の共通点でもありますよね。
公式ブログの対談の記事で、藤子・F・不二雄に影響を受けたと語ってもいるため『ギャルと恐竜』は多くの人がなじみやすい作品に仕上がっているのかもしれません。
現代風なのにどこか懐かしさを感じられる作品
『ギャルと恐竜』というアニメは、今までにない新しさが感じられ、まさしく時流に乗った作品だといえるでしょう。しかし視聴してみると、あらゆる人が親しみやすさを覚えて、続けて観たくなってしまうアニメなのです。
それは恐竜の丸いフォルムや、表情豊かなところがとてもあどけなかったり、他のキャラクターたちも可愛らしい見た目だったりするのが理由のはず。
現代のアニメーションは、人によってはなじみにくく感じる場合もあるかもしれませんが、その中でも『ギャルと恐竜』は比較的わかりやすい内容となっています。そしてわかりやすいだけでなく、アニメ版と実写版に分かれている新感覚の作品なのです。
放送情報
タイトル:ギャルと恐竜
初回放送日:2020年4/4(土)
公式HP:http://galkyo.com/