BUMP OF CHICKEN「窓の中から」の歌詞の意味と曲に込められたメッセージ

BUMP OF CHICKEN「窓の中から」の歌詞の意味と曲に込められたメッセージ

公開日 2023年7月7日 最終更新日 2023年7月7日

BUMP OF CHICKEN「窓の中から」の歌詞の意味については、魅力溢れる楽曲でもあるため内容を深く知っておきたいですね。

では今回はBUMP OF CHICKEN「窓の中から」の歌詞の意味と、曲に込められたメッセージについて詳しく見ていきましょう。

テーマソングとして

BUMP OF CHICKEN「窓の中から」はNHK『BUMP OF CHICKEN 18祭(フェス)』のテーマソングとして書き下ろされた作品です。

1,000人の18歳世代とBUMP OF CHICKENのメンバー4人が共演を果たしたことにより、話題になっているのです。

 

MVについて

BUMP OF CHICKEN「窓の中から」のMVのディレクションを務めたのは、「Aurora」「なないろ」「クロノスタシス」など、近年のBUMP OF CHICKENのMVで多くのタッグを組んできた林響太朗です。

光が差し込む空間で、BUMP OF CHICKENのメンバーが演奏する場面はとても印象的です。美しさや儚さを感じるものでもあるでしょう。こちらについても是非チェックしたいですね。

 

「窓の中から」の歌詞の意味について

この世に生を受けた時から、ずっとここにいるのです。ここまでずっと同じように。同じ命を削りながら、火を焚べながら生きてきた思いがあるのでしょう。

瞼の裏には、誰も知ることのない銀河が浮かんでいます。とても小さな窓の中から、世界を見てそして生きてきたのです。ここにいるという思いを持ちながら。

カーテンの内側だけ許されるようなため息がある。愛読書のように並んだ独り言があるのです。痛くないことにしてしまおうとした傷、でも時々手をそこに当てながらも一人で歌いたい。

この体だけの鼓動、そしてこの胸だけの感情があるのです。音符のひとつを言葉のひとつに変えてみよう。繋げることにより必ず見つけられる、これがはじめの唄なのでしょう。

止まるまで続く鼓動と、名付けられない感情がある。心が望む通りの声を載せてみたら、気付くことができたのでしょう。そして同時に響く声があると感じられたのです。

ここにいると伝えたい、少し似た色の小さな光に。同じように生きている灯に対して、手を振っても分かってもらえないかもしれないけれど。

挨拶をしたい、遠い隣人に向けて。とても巨大な銀河にてきっと出会える。こんなに小さな窓の中であっても、届いた大切な存在の灯。ここにいると伝えたいのです。

昨日と明日に毎日挟まれていると感じるのです。次から次に今日が訪れる、そして強制で自動的に更新されていくのでしょう。

痛くないことにした傷がある、でも見失うことない現在の場所にてここから歌いたい思いがあるのです。

綺麗事のように感じる希望、そしていつも近くにいるように思う絶望がある。他の誰とも分かり合えない全てで、喉を震わせたい。自分の唄によって。

グーの奥には本当がある。鏡からの悲鳴に対して応えたいのです。同じように一人で歌う誰かがいる、一瞬だけでも今重ねた声があるのでしょう。

この体だけが感じられる鼓動、そしてこの胸だけにある感情。音符のひとつは言葉の一つに変えられるのです。繋げることで見つけられるのはきっとはじめの唄でしょう。

生み出してしまった希望、そして頷いてくれた絶望があるのです。他の誰とも分かち合えない全て、でも宇宙を震わせることができる、今なら。

化けの皮の下には本当がある、さぁこの声に応えて。同じように一人で叫ぶ大切な存在がいる。確かに見つけられた自分の唄があるのでしょう。

いつの日か止まる鼓動、そして涙になれなかった感情があるのです。大切な存在に届けようとして声に乗せたら、自分でも驚きがあったのでしょう。応えてほしい、重なる声があるから。

あなたに出会えてよかった、ずっと出会いたかったと感じるのです。ほんの少しの一瞬でも今重ねた声がある。これからの世界は全て、ここからの続きでしょう。一人で大丈夫だと思えるのは、昨日と明日を飛び越える声があるから。

もっと話せばよかった、言葉ではなくてもよかったのです。すれ違っただけだとしても、今重ねた声を感じられるのでしょう。

 

一人ひとりとの強い繋がりを大切に

心を部屋だとして、そこにある窓を通して世界と繋がるというイメージを、Vo/Gtの藤原基央はこの曲に込めています。

一人ひとりが声を出すことにより、意味を成す楽曲に仕上がっていると感じられるでしょう。BUMPは一人ひとりと強く繋がることを望んでいるのです。

だからそれぞれの主体性が宿るとても何度の高いコーラスパートを1,000人に任せたのです。1人の人間としてリスナーと対峙する、そこにBUMPの誠実さを感じられるでしょう。

 

☆こちらの曲も聴いてみてくださいね!

>>>MAN WITH A MISSION×milet「絆ノ奇跡」の歌詞の意味とアニメとの関連性とは

スポンサーリンク

関連記事

ピックアップ記事

  1. wacci「どんな小さな」の歌詞の意味を考察!ドラマ主題歌としての魅力とは

    2024-11-20

    wacci「どんな小さな」の歌詞の意味を考察!ドラマ主題歌としての魅力とは

    wacci「どんな小さな」の歌詞の意味については、ドラマ主題歌でもあることから深く知っておきたいです…
  2. 「きみの横顔を見ていた」の4巻は急展開!次巻はいつ発売される?

    2024-11-19

    「きみの横顔を見ていた」の4巻は急展開!次巻はいつ発売される?

    「きみの横顔を見ていた」の4巻が今年夏季に発売されてから大いに話題を呼んでいます。本作は、複雑に絡ま…
  3. Omoinotake「ラストノート」の歌詞の意味を考察!ドラマ主題歌としての魅力に迫る!

    2024-11-18

    Omoinotake「ラストノート」の歌詞の意味を考察!ドラマ主題歌としての魅力に迫る!

    Omoinotake「ラストノート」は新曲でもあり、ドラマの主題歌でもあるのでとても興味深いですね。…

ピックアップ記事

  1. wacci「どんな小さな」の歌詞の意味を考察!ドラマ主題歌としての魅力とは

    2024-11-20

    wacci「どんな小さな」の歌詞の意味を考察!ドラマ主題歌としての魅力とは

    wacci「どんな小さな」の歌詞の意味については、ドラマ主題歌でもあることから深く知っておきたいです…
  2. 「きみの横顔を見ていた」の4巻は急展開!次巻はいつ発売される?

    2024-11-19

    「きみの横顔を見ていた」の4巻は急展開!次巻はいつ発売される?

    「きみの横顔を見ていた」の4巻が今年夏季に発売されてから大いに話題を呼んでいます。本作は、複雑に絡ま…
  3. Omoinotake「ラストノート」の歌詞の意味を考察!ドラマ主題歌としての魅力に迫る!

    2024-11-18

    Omoinotake「ラストノート」の歌詞の意味を考察!ドラマ主題歌としての魅力に迫る!

    Omoinotake「ラストノート」は新曲でもあり、ドラマの主題歌でもあるのでとても興味深いですね。…

☆人気記事☆


ページ上部へ戻る