ジブリの大博覧会は、まるでその場にキャラクターが存在するかのような迫力があると、かなり話題になっているイベントです。日本各地を巡回しているのですが、現在展示中なのは岩手県立美術館。岩手県でのイベント開催をもって、このジブリの大博覧会は終了することになります。
貴重な体験ができるのは2020年の2月半ばまでなので、早めに行くようにすることをお勧めします。今回はジブリの大博覧会について、ぜひチェックしたい見どころをご紹介していきましょう。
※動画は2016年に東京で開催されたものです。
スタジオジブリの歴史
スタジオジブリは、2005年に設立された株式会社です。初めに発表された長編の劇場アニメーションは「風の谷のナウシカ」で、1984年に公開されました。
そして2001年公開の「千と千尋の神隠し」は、地上波でもよく放送される映画。少女の成長が描かれており、物語の進み方がはっきりとしている作品なので、今でもとても人気があります。
捉え方が決してひとつではない作品が、スタジオジブリからは多く発表されているのです。観る人やその時々によって解釈の仕方が異なるため、何度でも繰り返し観たくなってしまうのでしょう。
また株式会社スタジオジブリの活動としては、テレビのCMに携わったり「株式会社マッドハウス」や「東映アニメーション」などの劇場アニメの制作に協力したり、あらゆるものが挙げられます。
今では世界的に有名なスタジオジブリ。今回開催されている大博覧会についても、興味深い部分が色々とあります。
ジブリ大博覧会の情報
株式会社スタジオジブリが設立されてから現在までの歩みを、しっかりと実感することができるイベントです。
「~ナウシカからマーニーまで~」というのが、サブタイトルにもなっているもの。既に完成し、公開されている二つの作品の間に、どのような活動がなされていたのかがよく把握できるでしょう。
当時のポスターやチラシも展示されるこのイベント。他にも企画書や資料など、これまで一度も公開されなかった重要なものたちが、岩手県立美術館にて一気に公開されるのです。
また福岡市博物館に滞在していた時から付加された「王蟲の世界」も、かなり迫力があります。映画ももちろん魅力的なのですが、画面越しと間近で見るのとでは、全く違う切迫感があるでしょう。
迷わず参加するようにしたいイベント
ジブリの大博覧会は、観に行っても決して損することはないといえます。現時点ではジブリについて詳しくない人でも、これからはまる可能性は充分にあるでしょう。
特にヒーローやヒロインが精一杯戦ったり、挫折に苦しんだりする姿に感情移入するタイプの人は、ジブリ作品を観るのに向いているもの。
強さがあって応援したくなる主人公もたくさんいますので、一度行ってみることでジブリの世界に浸れるのです。
開催情報について
開催場所:岩手県立美術館
開催日時(岩手県):2019年11/30(土)~2020年2/16(日)